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ソフィア俳句会
令和八年四月例会報告 兼題 亀鳴く

2026年05月13日

四月例会は予定通り23日に開催され、会員相互の意見交換も活発に行われました。
句会代表の根来久美子氏、会員の鈴木占爐氏、山田知子氏による選句、会員選最多句、及び自薦句は以下の通りです。

会場

ソフィアンズクラブA・B会議室

参加者

18名(内欠席投句者1名)

兼題

「亀鳴く」

五句出句 十句選

     

根来久美子 選

(特選)

亀の鳴く声聴きおはす仏かな

この街もいつしか育ち花みずき

ちあき

亀鳴くや植物園の指定席

深雪

(並選)

人知らぬ呑み屋の灯亀鳴けり

占爐

亀鳴くと聞きて俳友訪ねけり

占爐

目覚れば生きてをりたり亀の鳴く

占爐

ただ褒めて買はずに帰る植木市

弥生

元気だと思へば元気諸葛菜

弥生

町内の同姓同名亀鳴けり

紀の川の風に首振る葱坊主

知子

いにしへの石の柩に白き薔薇

明子

鈴木占爐 選

(特選)

亀鳴くや乗り越し駅の遠くなる

都代子

帰る場所ある幸せや鳥雲に

(並選)

刻印の石積む城や花は葉に

久美子

清明の空へ口笛放ちけり

久美子

ただ褒めて買はずに帰る植木市

弥生

元気だと思へば元気諸葛菜

弥生

行きずりの傘に桃色落花かな

朋重

飼うさぎ卵生みしと四月馬鹿

朋重

駅弁の能書き垂れつ花見旅

深雪

うめ桜つつじと渡る花バトン

深雪

人去りて庭を見やれば亀の鳴く

純子

紀の川の風に首振る葱坊主

知子

検診の帰路はるんるん犬ふぐり

ザザ虫

散り残る遅桜にも足を止め

ちあき

靖国に桜しべふり空虚ろ

さむ

永き日や天地無用の荷が届き

山田知子 選

(特選)

空屋敷躑躅の垣の赤く燃え

怜子

花吹雪受け行く普通の山手線

純子

狭まりし老いの歩幅に青き踏む

(並選)

亀鳴くやここは番町皿屋敷

ザザ虫

交番の留守をあづかる燕の巣

ザザ虫

春眠を欲るままとれし日の遠く

海村

弁天の朱き堂宇や若楓

海村

人去りて庭を見やれば亀の鳴く

純子

百千鳥エルメススカーフ柄あはせ

怜子

亀の鳴く時刻の迫る鈴ヶ森

まありい

散り残る遅桜にも足を止め

ちあき

龜のなくこゑにさそはれ逍遥す

百合子

スコップのサクッと入る春の土

久美子

会員選最多句(8名)

交番の留守をあづかる燕の巣

ザザ虫

今日の一句

清明の空へ口笛放ちけり

久美子

(根来久美子 80文国)

目覚れば生きてをりたり亀の鳴く

占爐

(鈴木顯一 62文哲)

切株の命の叫び櫱す

(鈴木榮 64経経)

亀鳴くやここは番町皿屋敷

ザザ虫

(小池拓夫 64法法)

元気だと思へば元気諸葛菜

弥生

(岩渕純子 64外英)

亀鳴くや乗り越し駅の遠くなる

都代子

(坂井都代子 66文英)

花ひらひら姉が妹の髪を梳く

怜子

(和高怜子 67文新)

首筋を抜ける風筋畑を打つ

(後藤洋 68理物)

亀鳴くを八十路たりとも諾へず

海村

(畔柳文雄 68理物)

目覚めよと囀ひびく巡礼地

明子

(中村明子 70文史)

餌をくれネッシー吠ゆる亀は鳴く

さむ

(新山修 71経経)

亀の鳴く時刻の迫る鈴ヶ森

まありい

(吉迫まありい 73国際)

行く春の父の蔵書のモーパッサン

ちあき

(國司千晶 74文仏)

花種を蒔けば狭庭も夢の園

百合子

(門倉百合子 75文独)

亀鳴くや植物園の指定席

深雪

(岩瀬深雪 78外独)

紀の川の風に首振る葱坊主

知子

(山田知子 79文国)

飼うさぎ卵生みしと四月馬鹿

朋重

(宮崎朋子 82文史)

(欠席投句者の一句)

うぐひすの大向かふ受けひとり坂 

純子

(梅本純子 82文仏)


【次回例会】

日時:

5月28日(第4木曜) 11時より入室可 投句締切 11時50分

場所:

かながわ県民センター 1502会議室

兼題:

「初夏」

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