ソフィア俳句会
令和八年一月例会報告 兼題 水仙
2026年02月12日
一月例会は予定通り29日に開催され、会員相互の意見交換も活発に行われました。
句会代表の根来久美子氏、会員の後藤 洋氏、くにしちあき氏による選句、会員選最多句、及び自薦句は以下の通りです。
会場 |
ソフィアンズクラブ A・B会議室 |
参加者 |
18名(内欠席投句者1名) |
兼題 |
「水仙」 |
五句出句 十句選 |
|
根来久美子 選 | |||
(特選) | |||
身ひとつを烏合にあづけ初詣 | 洋 | ||
その刻は神のはからひ冬銀河 | 深雪 | ||
小夜更けて音なき雪の奥信濃 | 陽花 | ||
(並選) | |||
俳句とは居合抜かも寒稽古 | 弥生 | ||
霜柱踏めば背骨の軋む音 | 弥生 | ||
双六の上りは宇宙ステーション | 弥生 | ||
水仙へし吹く若狭の波がしら | 陽花 | ||
水仙の香りを揺らす水面かな | 陽花 | ||
池端のさざなみを飲む寒鴉 | 都代子 | ||
水仙に海からの風闌けわたる | 都代子 | ||
どんど火の願ひの丈の炎かな | 洋 | ||
初東風や富士定位置に定形に | 洋 | ||
枯草の匂ふ日だまり稚児大師 | ちあき | ||
円居とふ佳きこともまた冬籠 | 海村 | ||
後藤洋 選 | (特選) | ||
考愛でし庭の水仙今は増え | 香文 | ||
微かなる母の寝息と除夜の鐘 | 深雪 | ||
水仙の香りを揺らす水面かな | 陽花 | ||
(並選) | |||
湯上りの寒九の水の甘さかな | 海村 | ||
餅焼くや頭数などかぞへつつ | 海村 | ||
雪折れてなほ香を放つ水仙花 | 海村 | ||
小夜更けて音なき雪の奥信濃 | 陽花 | ||
凍滝の一筋明けの声明に | 陽花 | ||
水仙花母娘で守る京町屋 | ちあき | ||
身を投げし人もありしか水仙花 | ちあき | ||
霜柱微かな日差し受け止めり | 知子 | ||
闇香る水仙のある四畳半 | 知子 | ||
門松が立ちて嬉しき子の帰郷 | 朋重 | ||
三日はや異教の祈り天の青 | 朋重 | ||
霜柱踏めば背骨の軋む音 | 弥生 | ||
高架橋大きく跨ぐ寒の川 | 久美子 | ||
池端のさざなみを飲む寒鴉 | 都代子 | ||
利休色の庭に水仙咲く朝 | 榮 | ||
咳聞こえ母の居場所のわかりけり | 香文 | ||
くにしちあき 選 | (特選) | ||
枯蓮のかなた鳥類研究所 | 榮 | ||
切山椒せめて余生を身綺麗に | 洋 | ||
(並選) | |||
俳句とは居合抜かも寒稽古 | 弥生 | ||
着脹れて鏡を見れば妣がゐる | 弥生 | ||
霜柱踏めば背骨の軋む音 | 弥生 | ||
冬星の産声祝しまたたけり | 陽花 | ||
小夜更けて音なき雪の奥信濃 | 陽花 | ||
水仙の香りを揺らす水面かな | 陽花 | ||
雪折れてなほ香を放つ水仙花 | 海村 | ||
寒晴や佃煮匂ふ江戸の島 | 海村 | ||
寒風に笊のかますの歯を剥きて | 怜子 | ||
どんど火の願ひの丈の炎かな | 洋 | ||
微かなる母の寝息と除夜の鐘 | 深雪 | ||
寒雀砂場に子らの来ぬ時間 | 久美子 | ||
闇香る水仙のある四畳半 | 知子 | ||
会員選最多句(8名) | |||
寒雀砂場に子らの来ぬ時間 | 久美子 | ||
今日の一句 | |||
寒雀砂場に子らの来ぬ時間 | 久美子 | (根来久美子 80文国) | |
裏山に水仙屯ろ吹かれをり | 占爐 | (鈴木顯一 62文哲) | |
寒晴を西より速き千切れ雲 | 榮 | (鈴木榮 64経経) | |
霜柱踏めば背骨の軋む音 | 弥生 | (岩渕純子 64外英) | |
地震の町道の割れ目に野水仙 | ザザ虫 | (小池拓夫 64法法) | |
水仙に海からの風闌けわたる | 都代子 | (坂井都代子 66文英) | |
水鳥の航跡ゆるく春近し | 怜子 | (和高怜子 67文新) | |
円居とふ佳きこともまた冬籠 | 海村 | (畔柳海村68理物) | |
初東風や富士定位置に定形に | 洋 | (後藤洋 68理物) | |
小夜更けて音なき雪の奥信濃 | 陽花 | (野地陽子 69外英) | |
無人家の垣を突き抜け冬薔薇 | 明子 | (中村明子 70文史) | |
くさめして何をしたいか忘れたり | さむ | (新山修 71経経) | |
枯草の匂ふ日だまり稚児大師 | ちあき | (國司千晶 74文仏) | |
九十九里海鳥高く大旦 | 百合子 | (門倉百合子 75文独) | |
闇香る水仙のある四畳半 | 知子 | (山田知子 79文国) | |
考愛でし庭の水仙今は増え | 香文 | (田中香文 79文国) | |
門松が立ちて嬉しき子の帰郷 | 朋重 | (宮崎朋子 82文史) | |
(欠席投句者の一句) | |||
その刻は神のはからひ冬銀河 | 深雪 | (岩瀬深雪 78外独) | |
【次回例会】
日時: |
日時:2月26日(第4木曜) 12時投句締切(11時より入室可) |
場所: |
かながわ県民センター 1501号室 |
兼題: |
「冴返る」 |
ソフィア俳句会の最新情報
2026年02月12日 |
|
2026年01月13日 |
|
2025年12月09日 |
|
2025年11月04日 |
|
2025年10月15日 |
