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ソフィア俳句会
令和八年三月例会報告 兼題 啓蟄

2026年04月10日

三月例会は予定通り26日に開催され、会員相互の意見交換も活発に行われました。
句会代表の根来久美子氏、会員の岩渕弥生氏、吉迫まありい氏による選句、会員選最多句、及び自薦句は以下の通りです。

会場

ソフィアンズクラブA・B会議室

参加者

19名(内欠席投句者2名)

兼題

「啓蟄」

五句出句 十句選

     

根来久美子 選

(特選)

ランドセルつづらの如く新入生

さむ

仔山羊の目野の春草のほか知らず

大空の青くゆるみてしやぼん玉

陽花

(並選)

睡くなる階段教室花の雨

ちあき

啓蟄やチャイム待たずに飛び出して

ちあき

ぼんやりと南仏のこと花ミモザ

ちあき

天地を回す鉄棒風光る

都代子

啓蟄や左の頬に吹き出物

深雪

雪解光バターすらすらトーストへ

さむ

寝ころべば寅さんの声土手青む

陽花

嬉しさに曳かるる犬や風光る

紫木蓮空に向かつて乾杯す

まつ子

岩渕弥生 選

(特選)

夜は月と話してゐたる花辛夷

ちあき

戦友は夫婦の異称春疾風

久美子

啓蟄や幼子と踏む土柔し

知子

(並選)

ありがたうあまたパンジーのはながら

都代子

沈丁の香に暗がりの回り道

都代子

戻らざる遣唐使ありよなぐもり

久美子

踏ん切りのなかなかつかぬ春炬燵

海村

啓蟄の児らの縄跳び地に響き

占爐

仔山羊の目野の春草のほか知らず

老木の薄紅梅のなほ香る

まありい

ぼんやりと南仏のこと花ミモザ

ちあき

吉迫まありい 選

(特選)

春炬燵終活話それぞれに

まつ子

なが生きをしてゐる途中木の芽和へ

夜は月と話してゐたる花辛夷

ちあき

いかのぼり少年の日の青き空

百合子

(並選)

白子干す遠くに富士の仄見えて

陽花

寝ころべば寅さんの声土手青む

陽花

大空の青くゆるみてしやぼん玉

陽花

山羊乳を搾る少年ねぎ坊主

高山の絡繰文化街長閑

眼鏡碑の向かひ芭蕉碑春の池

百合子

啓蟄や白衣に名札研修医

ザザ虫

浸つては浮かんでは翔び春の夢

久美子

啓蟄や丸の内線穴を出づ

海村

春疾風頼り甲斐なき骨密度

弥生

ぼんやりと南仏のこと花ミモザ

ちあき

会員選最多句(9名)

沈丁の香に暗がりの回り道

都代子

今日の一句

アスパラの太き束立つ朝の市

久美子

(根来久美子 80文国)

啓蟄や無駄な歩きの下駄の音

占爐

(鈴木顯一 62文哲)

ロードショーはね啓蟄の顔もやう

(鈴木榮 64経経)

啓蟄や白衣に名札研修医

ザザ虫

(小池拓夫 64法法)

春疾風頼り甲斐なき骨密度

弥生

(岩渕純子 64外英)

天地を回す鉄棒風光る

都代子

(坂井都代子 66文英)

啓蟄の彩を濃くする切通し

まつ子

(中岡昭子 67文教)

谷戸山を濡らして木の芽起こしかな

(後藤洋 68理物)

品書にをどる墨痕ふきのたう

海村

(畔柳文雄 68理物)

寝ころべば寅さんの声土手青む

陽花

(野地陽子 69外英)

啓蟄やピアスするわと妻宣言

さむ

(新山修 71経経)

老木の薄紅梅のなほ香る

まありい

(吉迫まありい 73国際)

ぼんやりと南仏のこと花ミモザ

ちあき

(國司千晶 74文仏)

母黙す三月十日夜のこと

百合子

(門倉百合子 75文独)

啓蟄や街でばつたり友に会ふ

深雪

(岩瀬深雪 78外独)

聖堂で祈る足元春の泥

知子

(山田知子 97文国)

春寒きマーマレードの甘さかな

朋重

(宮崎朋子 82文史)

(欠席投句者の一句)

卒業式校門近くのパン屋の香 

怜子

(和高怜子 67文新)

卒園式終了までは神妙に 

香文

(田中香文 79文国)


【次回例会】

日時:

4月23日(第4木曜) 12時10分投句締切

場所:

ソフィアンズクラブ A・B会議室

兼題:

「亀鳴く」


【次々回例会】

日時:

5月28日(第4木曜)

場所:

かながわ県民センター 1502会議室

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