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ソフィア俳句会
令和七年十二月例会報告 兼題 咳

2026年01月13日

十二月例会は予定通り18日に開催され、会員相互の意見交換も活発に行われました。
句会代表の根来久美子氏、会員の小池ザザ虫氏、野地陽花氏による選句、会員選最多句、及び自薦句は以下の通りです

会場

ソフィアンズクラブ A・B会議室

参加者

18名

兼題

「咳」

五句出句 十句選

     

根来久美子 選

(特選)

冬銀河恐竜眠るゴビ砂漠

陽花

シリウスの光まつすぐマリア像

知子

まつすぐに降る雪やがて積もる雪

深雪

争ひを逃げずをさめて大根煮る

百合子

(並選)

産土を黄に染め落葉時雨かな

陽花

玉あられ格子戸洩るる加賀言葉

陽花

藍伊万里ひやりと透けるてつさかな

冬菊のおのが慎み深うして

静寂は咳の一つや奥座敷

占爐

咳一つ無き客席や初日開く

百合子

聖林寺まで脚のばす小春の日

海村

寒夕日西方浄土のある如し

まつ子

小池ザザ虫 選

(特選)

ときめきの鼓動のままに毛糸編む

久美子

牡蠣を打つ光の雫飛ばしつつ

久美子

天狼は沖に浸れり相模灘

産土を黄に染め落葉時雨かな

陽花

たをやかな寝釈迦となりて山眠る

都代子

(並選)

解体のビルの足場や冬ざるる 

海村

楽章の合間に咳のひとしきり

海村

藍伊万里ひやりと透けるてつさかな

冬菊のおのが慎み深うして

休業の貼り紙叩く冬の風

知子

敗蓮の池面に朱の五重塔

都代子

剥がしたる泥の一皮ネギ美白

かくれんぼ鬼近づきて咳払ひ

まつ子

年用意だいぶ簡素とすれどなほ

さむ

争ひを逃げずをさめて大根煮る

百合子

野地陽花 選

(特選)

絶筆はメール一行冬の暮

海村

さまざまな縁思ひつ暦替ふ

都代子

冬菊のおのが慎み深うして

(並選)

野天風呂帰途の湯ざめも旅情かな

久美子

ときめきの鼓動のままに毛糸編む

久美子

牡蠣を打つ光の雫飛ばしつつ

久美子

掃き寄する枯れのにほひも枯れいろも

藍伊万里ひやりと透けるてつさかな

咳をして飴をいただくローカル線

明子

雲を染め冬空残し入日落つ

明子

気兼ねなく咳をしている一人かな

怜子

シリウスの光まつすぐマリア像

知子

裸木の美しき天辺星ひとつ

弥生

剥がしたる泥の一皮ネギ美白

旅路の夜二階の窓に聖樹の灯

まありい

小説の余韻にひたり日向ぼこ

百合子

寒夕日西方浄土のある如し

まつ子

会員選最多句(10名)

剥がしたる泥の一皮ネギ美白

今日の一句

牡蠣を打つ光の雫飛ばしつつ

久美子

(根来久美子 80文国)

咳込んで喉を通らぬ独り酒

占爐

(鈴木顯一 62文哲)

山眠る巨石巨木の佇まひ

(鈴木榮 64経経)

福耳は爺ちやん譲り冬帽子

弥生

(岩渕純子 64外英)

咳の子の大きく吸つて聴診器

ザザ虫

(小池拓夫 64法法)

さまざまな縁思ひつ暦替ふ

都代子

(坂井都代子 66文英)

かくれんぼ鬼近づきて咳払ひ

まつ子

(中岡昭子 67文教)

バス停へ木々の冬芽に気づく朝

怜子

(和高怜子 67文新)

ぼろ市や売手のなりも吟味して

海村

(畔柳海村 68理物)

掃き寄する枯れのにほひも枯れいろも

(後藤洋 68理物)

十二月八日イマジン口ずさみ

陽花

(野地陽子 69外英)

咳ひとつ長き挨拶始まりぬ

明子

(中村明子 70文史)

咳すれば大丈夫かと言ひあへて

さむ

(新山修 71経経)

順番に夫婦しはぶく演奏会

まありい

(吉迫まありい 73国際)

悴めるこんな日はオニオンスープ

ちあき

(國司千晶 74文仏)

争ひを逃げずをさめて大根煮る

百合子

(門倉百合子 75文独)

まつすぐに降る雪やがて積もる雪

深雪

(岩瀬深雪 78外独)

咳こめば回りくる飴句会中

知子

(山田知子 79文国)


【次回例会】

日時:

日時:1月29日(第5木曜) 12時10分投句締切

場所:

ソフィアンズクラブ A・B会議室

兼題:

「水仙」

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