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三水会のご紹介と講演レポート

2024年04月22日

 三水会とは40年超、月例で活動を続けている講演・懇親会です。講師は様々な分野で活躍されているソフィアン。どこで、誰が、どんな活躍、取り組みをしているかをご紹介し、ネットワークを繋げていこうという想いです。会場はソフィアンズクラブです。
 リアル開催が基本でコロナ期間中は休止していましたが昨年から活動を再開しました。これを機に会の開催告知とオフレコベースでない場合、開催後のゲストによるご講演内容概要をお届けしたいと思っています。

 講演レポートの第1回として2月20日に開催した三水会の模様をレポートします。


◇講演者ご紹介

三戸 安弥(さんのへ あや)さん
(2012年上智大学総合人間科学部社会福祉学科卒)
前江東区区議会議員。社会福祉士・精神保健福祉士・保育士・防災士


講演テーマ

「江東区長再選挙に挑戦した理由と私のテーマ『区民エンパワメント』について」

 昨年12月の東京都江東区長再選挙、最近の地方選挙で最も注目された選挙です。
昨年4月に江東区長となった木村弥生前区長辞任に伴う選挙でした。そして木村前区長と支援する地元選出の衆議院議員の買収罪を含む公職選挙法違反事件に発展し、大きく報道されました。
 この区長再選挙に出馬されたのが江東区議会議員、三戸安弥さん。今回の区長再選では3万を超える得票ながら3位で惜敗となりました。
三戸さんは2019年に江東区議に初当選、2023年の選挙では江東区議選挙、史上最多票を得て2回目当選を果たしました。中央政党の支援も全くなく区民への訴えかけだけでの3万超の得票は「区の問題は区民が決める」という区民の意識が結果に結びついたという識者の評価があったそうです。
また、三戸さんは区長再選挙に挑戦した背景には区民から「区長選に出てほしい」という多くの声が寄せられ、背中を押されたと語っています。
 大学卒業後、商社に就職した三戸さんが勇躍、地域を舞台に政治の世界に進むことになった想いと活動の軌跡、そして今後の取り組みをお聞きしました。
  
  三戸安弥さんは幼年期をタイで過ごされ、現地のインターナショナルスクールの多国籍環境の中、自分を主張することの大事さを学んだとおっしゃっています。
その後、上智大学総合人間科学部社会福祉学科に入学。上智のこの学部学科を選んだのは「福祉社会をデザインし具体的な政策立案・運営管理ができる専門家を育てる」ことを目指す学部だからからとのこと。
 2012年卒業して丸紅に入社。化学品部に所属し塩化ビニールの輸出入等の貿易業務に携わる中、お子さんが保育所に入ることができず待機児童の制度問題に疑問を持ったことがきっかけで会社制度を活用して居住している江東区で出馬を決意。2019年江東区議会議員初当選。2023年の選挙では史上最多得票でトップ再選。2023年12月、前江東区長の公職選挙法違反による区長再選にやむにやまれず出馬、3位で惜敗となりました。

 三戸さんが提唱しているのは「市民エンパワメント」という理念。徹底した情報公開で住民参加を促進する、住民が政治に参加するための環境・能力を与える、こうした活動を通して区民目線の政治参加を呼びかけています。

 江東区長再選挙は有権者の61%が無投票でした。古くからの住民と豊洲に象徴される新しい区民が織りなす中、意識の持ち方でより区民目線での行政が行われる、そのために全力を尽くしたいと三戸さんは熱く語ってくださいました。
最後に、「セイフティ・マッチ氏の炉辺談話」(*1)からを引用されて(写真2)「希望は、その塩なんだよ」と締めくくられました。


*1 「セイフティ・マッチ氏の炉辺談話」
この文章は「ほぼ日手帳」という糸井重里さんが作っている手帳・ダイアリーを梱包する段ボールに書かれていたものだそうです。

以上
(文責:三水会 黒水 則顯)

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