メディア&エンタテインメントソフィア会/
三水会共催講演会開催のご案内6月6日(金)
2025年05月13日
メディア&エンタテインメントソフィア会(*1)と三水会(*2)が初めての試みとして共催で講演&懇親会を企画しました。両ソフィア会の皆さんと広く集い、課題を共有、考えられる場にできれば幸いです。
「あなたには苦しむことなく旅立つ権利がある」とスイスの医師は言います。日本では安楽死は本人が望んでも法的に認められていません。実際に京都で安楽死を望んでいたALS患者の女性が嘱託殺人罪によって亡くなる事件もありました。
一方で、この国では認められていない安楽死を求め、日本人がスイスに渡って安らかな眠りにつくケースがあります。スイスでは死亡者の2%が安楽死といわれています。厳しい条件はあるものの、医師の自殺幇助が法的に認められ、住民投票でも85%がこれを支持しているといいます。(オランダ、ベルギー等では医師による安楽死が制度化されています)
今回は、安楽死の問題を長い間追い続け、テレビドキュメンタリー『最期を選ぶ~安楽死のない国で私たちは~』、『私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』を制作、世に問うたフジテレビ、ディレクターの山本将寛さん(2017年外仏)に取材を通し、感じ、考えたこと、そして安楽死のいまをお話しいただきます。取材のきっかけは、上智大学在学中のスイス留学だといいます。
前者のドキュメンタリー番組は2024年日本民間放送連盟賞優秀賞をはじめ、国際メディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル2024」でヒューマンライツ部門賞銅賞、第32回FNSドキュメンタリー大賞優秀賞受賞、後者はTVer「報道・ドキュメンタリー」ジャンルで歴代最高の再生数を記録した番組です。
*1)メディア&エンタテインメントソフィア会(M&Eソフィア会)は様々なメディア・コンテンツ産業で働くソフィアンの会です。各企業の若手から管理職・経営陣まで一同に集い懇談・ネットワーク化しています。
*2)三水会は45年超、月例で活動を続けている講演・懇親会です。ノンジャンル、様々な分野で活躍されているソフィアンを講師にお招きしソフィアン・ネットワークを広げています。
開催概要
日時: |
22025年6月6日(金)18:30~最大21:00 |
会場: |
ソフィアンズクラブ(四ツ谷キャンパス ソフィアタワー6号館6F) |
参加費: |
ソフィアンズクラブ使用料、懇親会費を当日の参加者で案分させていただきます。 |
申し込み〆切:5月23日(金) 参加の方のみ下記メルアドまでご連絡ください。
お名前、卒年、学部学科、連絡先をお知らせ下さい。メディア&エンタテインメントソフィア会および三水会会員の方はそれぞれ、お送りしているメールにご返信ください。
bwnkgalaxy[at]gmail.com 黒水宛
※[at]を@に代えてお送りください。
(1978年文学部新聞学科卒 三水会幹事、M&Eソフィア会会長)
◇テーマ:「最期を選ぶ、命と向き合う人々の思いを見つめて」
◇講演者ご紹介
山本将寛様(2017年上智大学外国語学部フランス語学科卒)。株式会社フジテレビジョン ニュース総局 情報制作局情報制作センター ディレクター。
2017年、フジテレビジョンに入社しディレクターとして『直撃LIVEグッディ!』『めざましテレビ』『Mr.サンデー』などを担当。2020年には「FNSドキュメンタリー大賞」で『禍のなかのエール~先生たちの緊急宣言~』、2023年に『最期を選ぶ~安楽死のない国で私たちは~』、2024年に『私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』を制作。『最期を選ぶ~』は「2024年日本民間放送連盟賞」優秀賞をはじめ国内外で高い評価を受けています。
著書:この2つのドキュメンタリーに収めきれなかった事柄、思いを込めた「最期を選ぶ 命と向き合う人々、その家族の記録」(2024年マガジンハウス新書刊)を出されています。
M&Eソフィア会 会長
黒水則顯(1978文新)
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