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ソフィア俳句会 平成二十八年十二月例会報告とお知らせ

2017年01月13日

11月例会は生憎の雪催で中止になりましたが、12月例会は、久しぶり参加の落語家・扇治さん、新入会の中岡さんを含む22名の盛会となりました。
例会後は、名誉教授大輪靖宏先生の横浜文学賞受賞のお祝いを兼ねた忘年会を開催し、和気藹々の中、一年を締めくくりました。

日  時

十二月二十二日(木)十三時~十六時

句会場

紀尾井坂ビル五階 第三会議室

参加者

二十二名

兼  題

「時雨」   五句出句 十句選

(注)作句者の○印は選者共選

大輪靖宏 選
(特選)

野辺送り白足袋濡らす寒時雨

幸子

(稲田幸子67文教)

競ひ合ふ息の白さや通学路

扇治

(児山智明86文新)

時雨るるや駅から遠き友見舞ふ

怜子

(和高怜子67文新)

年の瀬の日の濃かりけり雑木山

都代子

(坂井都代子66文英)

路面の葉夕陽にきらり時雨あと

香文

(田中香文79文国)

やがて土に還る身をもて落葉掻く

久美子

(根来久美子80文国)

神保町古書肆に飛び込む時雨あり

占爐

(鈴木顯一62文哲)

手のひらに北山時雨やはらかく

美音

(向瀬美音82外独)

水仙の一日の糧の朝日かな

健二○

(江澤健二60文英)

立冬や仕舞ひ風呂から母の音

知子

(山田知子79文国)

(並選)

時雨来て小枝の雀膨らみて

まつ子

(中岡昭子67文教)

釣舟の等間隔や時雨雲

ザザ虫

(小池拓夫64法法)

初雪や雑念いつか消えゆけり

都代子

(坂井都代子66文英)

初時雨かつらの葉の香甘くたち

怜子

(和高怜子67文新)

ふうふうと火男顔して大根吹く

ザザ虫

(小池拓夫64法法)

登りきる冬だけ富士の見ゆる坂

知子○

(山田知子79文国)

時雨浴びそろそろ老いの冬支度

元信

(矢ケ崎元信62経経)

来て去りて猶それらしや京時雨

占爐

(鈴木顯一62文哲)

角とれし手帳を繰りて年の暮

扇治○

(児山智明86文新)

寄席はねて立ち飲み酒場小夜時雨

幸子

(稲田幸子67文教)

陽だまりのかたちに揺るる浮寝鳥

久美子

(根来久美子80文国)

園庭に迎へ待つ子や暮早し

扇治

(児山智明86文新)

国境は今白鳥の遊ぶ川

明子○

(中村明子70文史)

踏み入るる芝の明るさ片時雨

都代子

(坂井都代子66文英)

蔵元の薦める酒や土間冷ゆる

ザザ虫

(小池拓夫64法法)

焼芋や声のゆるりと登り来る

幸子○

(稲田幸子67文教)

ライオンの空を見上げる小春かな

(内海秀夫60経経)

ひとり湯を柚子に遊ばれ長湯かな

(内海秀夫60経経)

箒目の名刹の庭もみぢ散る

まつ子

(中岡昭子67文教)

レコードの針の揺らぎや初時雨

久美子

(根来久美子80文国)

手袋の寄り添ひ合ひし帰り道

扇治

(児山智明86文新)

ゆらゆらと寒月映す忘れ潮

美音

(向瀬美音82外独)

捨てられぬ古書の匂ひや夕時雨

知子○

(山田知子79文国)

時雨来てバス待つ人の皆無口

元信

(矢ケ崎元信62経経)

一年の苦労が燃える焚火かな

楽酔

(石田順之助60経商)

根来久美子 選
(特選)

住みにくき世に一刷毛の初時雨

靖宏

(大輪靖宏名誉教授)

(並選)

山茶花や我に派手なる過去もなく

靖宏

(大輪靖宏名誉教授)

クリスマス妻の帰りが待ちどほし

東耀

(鄭東耀69文史)

木と紙の家居の至福柚子の風呂

(鈴木榮64経経)

今日の一句(自薦)

野辺送り白足袋濡らす寒時雨

幸子

(稲田幸子67文教)

時雨るるや駅から遠き友見舞ふ

怜子

(和高怜子67文新)

ふうふうと火男顔して大根吹く

ザザ虫

(小池拓夫64法法)

路面の葉夕陽にきらり時雨あと

香文

(田中香文79文国)

短日や夕餉の支度早くなり

まつ子

(中岡昭子67文教)

時雨浴びそろそろ老いの冬支度

元信

(矢ケ崎元信62経経)

やがて土に還る身をもて落葉掻く

久美子

(根来久美子80文国)

来て去りて猶それらしや京時雨

占爐

(鈴木顯一62文哲)

紙漉きを守りて寡婦の腕太し

靖宏

(大輪靖宏名誉教授)

角とれし手帳を繰りて年の暮

扇治

(児山智明86文新)

花のやうな美少女を見た年の暮

(中村剛66文英)

しぐるるや上る下るの京の町

陽花

(野地陽子69外英)

国境は今白鳥の遊ぶ川

明子

(中村明子70文史)

なにげなく英字新聞焼藷屋

(鈴木榮64経経)

手のひらに北山時雨やはらかく

美音

(向瀬美音82外独)

ひとり湯を柚子に遊ばれ長湯かな

(内海秀夫60経経)

太秦や弥勒菩薩と初しぐれ

金八

(行方謹四郎60経経)

木枯しに居すわり蜘蛛も姿消し

東耀

(鄭東耀69文史)

水仙の一日の糧の朝日かな

健二

(江澤健二60文英)

裸木の高さのかぎり空伸ぶる

都代子

(坂井都代子66文英)

捨てられぬ古書の匂ひや夕時雨

知子

(山田知子79文国)

雨粒が玄関に残る秋時雨

楽酔

(石田順之助60経商)

次回例会

平成二十九年一月二十六日(木)十三時~十六時
上野「東京文化会館」四階小会議室
兼題「初」の季語 他当季雑詠共 計五句

入会ご希望の方は「ソフィア俳句会」にご連絡ください。

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