デュッセルドルフ・ソフィア会共催
カルチャーカフェ報告
2022年07月05日
6月11日(土)、ドイツ在住、フックス真理子(1975文史)が個人的に主宰しているカルチャーカフェでは、デュッセルドルフ・ソフィア会との共催により、「マジョリティの心理学:日本人特権を考える」というタイトルで、外国部学英語学科、出口真紀子教授に講演していただきました。
海外に出て初めて認識させられるのは、自分はその国ではマイノリティであるということです。現地で大多数の人が共有しているもの、たとえば言葉によるコミュニケーションをはじめとして、そこから自分は排除されているのだという事実に直面します。ところで、これまでのダイバーシティ&インクルージョンの啓発は、差別されているマイノリティ側の人々の困難を知り、理解を深めることに焦点が当てられてきました。今回のカフェでは、マジョリティ側の持つ見えにくい特権(日本人特権を含む)について、こども時代から30年近くアメリカで過ごされた出口先生からお話をうかがい、私たちの気付かなかった差別構造について目を開かせていただきました。その学びが参加者それぞれの持ち場において、「for Others, with Others」として実っていくことを、主宰者として心から願っております。
今後もこのような催しを続けてまいりますので、ご興味のある方は、主宰者までどうぞお問合せください。
(フックス真理子 1975文史 culturecafefuchs[at]gmail.com)
(メールアドレスの[at]は@に置きかえてください)

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