ニューヨーク・ソフィア会第58回年次総会報告
2022年04月13日
ニューヨークでは日差しが明るくなりつつも空気はまだ冷たい毎日ですが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。
この度4月2日には上智大学・大学院ニューヨーク・ソフィア会の第58回年次総会が行われ、コロナ禍が落ち着きかけてるとはいえ予断を許さない今年は再びオンライン会合となりました。
開会の挨拶では我謝京子会長(1987外西)が昨年はコロナ禍のためすべての行事がオンライン形式になったけれど、今年こそは対面イベントを、という皆の希望を力強く声にして、エドガー鮎美さん (2009比比)の司会のもとに総会は始まりました。
会計・経理担当のダイヤモンドこずえさん(1985外英)による昨年度の会計報告に続いては役員人事承認。昨年の役員が続投するという提案は、コロナ禍が終息していない今は人事を入れ替えるのに適切な時期ではないということで承認されました。(役員リストは下記を御覧ください。)
続いてアドバイザー役の篠崎晃さん(1960外西)の乾杯の音頭には、ニューヨーク・ソフィアンの健康と祖国の母校の繁栄という願いとともに、戦いのない世界の実現という時世を反映した思いもこめられました。
「海外での卒業生の活躍」というのはソフィアンならば皆よく耳にする言葉ですが、総会での各人の近況報告はそれを身をもって感じさせてくれるものでした。ニューヨーク地域の企業で仕事に励む方、日本人学校関係の仕事をリモートで頑張る方、映画制作に励む方、メディカルセンターやジャパン・ソサエティーで語学の才能を活かす方。それぞれの道で貢献しているソフィアンの姿を垣間見ることができました。
松本博子副会長(1980外英)による講演は、安全かつ健全な米国金融システム持続のための責務を担っている米連邦準備銀行のニューヨークの現地での仕事に関してのもの。一般市民が一生懸命働いて得た収入を安心して預けられる銀行。それは当たり前のように受け止められているけれど、それが信頼に足る存在であるためには監督当局の絶え間ない努力が必要であることを改めて気付かされるお話でした。
意見交換の時間のテーマは「ニューヨーク・ソフィア会のこれから」。初めて総会に参加したソフィアンや現役の上智大生も加わり、コロナ後の対面イベントに関する具体的なやり取りとともに、ソフィア会が取り上げるべき課題が浮き彫りになりました。
世界を目指す学生が多い上智大学だけれど、在学中の学生は海外のソフィア会の存在を全く知らず、留学をきっかけに知ることが多い。そうではなく、日本で在学中に海外で活躍するソフィアンとの交流を持てれば、たくさんの学生にとって良い刺激になるだろう、という意見は現役の上智大生からの発言だっただけに大いに説得性があるものでした。
在学生、及び新しくソフィア会に加わったソフィアンとのつながりを深めることをテーマに意見交換はすすみ、正式な会合ではなくても気軽に意見交換できる具体的な方法を探るという決意も出て、ニューヨーク・ソフィア会のさらなる発展を期待できる思いで閉じた会となりました。
広報担当 野見山知寿 (1990年文心)
上智大学・大学院 ニューヨーク・ソフィア会 役員名簿 ( 2022年4月 - 2023年3月) |
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---|---|---|
会 長 |
我謝 京子 |
1987外西 |
副会長 |
松本 博子 |
1980外英 |
会計・経理 |
ダイヤモンドこずえ |
1985外英 |
総務・文書 |
罍 麻子 |
1987文英 |
広 報 |
野見山 知寿 |
1990文心 |
企画・名簿 |
サニー・スプリンガー |
1990外独 |
アドバイザー |
青野 栄子 |
1964文英 |

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