金祝燦燦会:第16回留学生俳句コンテスト(2025年春/夏編)の表彰式をZoomで開催しました
Sophia Goldenagers' Club "Kinshuku Sansankai" : Award ceremony for the 16th International Student Haiku Contest (Spring/Summer 2025) held via Zoom
2025年08月01日
金祝燦燦会は、恒例の留学生による第16回俳句コンテスト2025春/夏編の表彰式を前回と同様Zoomによるオンラインで7月15日(火)に開催しました。上智に学ぶ世界各国からの留学生が日本の伝統文化の一つである俳句"Haiku"というものに親しみ且つ楽しんで貰おうと、金祝燦燦会が年に2回季節を変えて企画・実施をしている恒例のイベントになっています。このコンテストは日本語での"俳句"のみならず英語 "Haiku" のどちらでも応募可能で、今回は5月より全留学生へ募集案内を開始しておりました。
参考)第16回留学生俳句コンテスト募集案内(ソフィア会HP掲載済みのもの)
今回も16の国と地域の留学生21名から全63句の応募があり、表彰式は学生・先生方の出席し易いよう昼休み時間(12:35~13:30)を使って行われ、金祝燦燦会畔柳会長(1968 理物)の主催者挨拶に続き来賓として毎回ご出席を戴いているサリ理事長始め杉本学生局長及び青柳ソフィア会国際委員長からそれぞれ留学生に寄り添ったご挨拶を戴きました。
式はPPT画面をZoom参加者の各PC・タブレット画面上で共有し、その画面に応じ受賞作者の紹介(母国、所属学部など)後に本人が受賞作品を朗読し、畔柳会長より画面上にて賞状・賞金が授与され、いつもながらのなかなか臨場感のある表彰式となりました。
英語"Haiku"部門では48句の応募があり、元学長カリー先生、FLA(国際教養学部)教授ユー先生、FLA教授トンプソン先生及びソフィア俳句会の吉迫氏(1973 国際)に選考を戴き、2名の教授方からは各人への賞状授与直後にそれぞれの受賞句について温かで印象的なご講評を戴きました。
また日本語"俳句"部門では15句の応募があり、ソフィア俳句会メンバーの方々に選考をお願いし、ソフィア俳句会代表の根来氏(1980 文国)からは全受賞句についていつもながらの的確なご講評を戴きました。
今回も賞金・賞状を授与された留学生の喜びが感じられたと共に全体的に少しづつ"俳句"および "Haiku"らしい応募が増えてきているような印象があり、"俳句"および"Haiku"の国際的な広がりも垣間見るようでした。
続いて金祝燦燦会の谷地元氏(1969 外露)による英語俳句受賞作品4句及び翻訳者特別賞1句の和訳句も披露されました。
最後に金祝燦燦会石川副会長(1965 外英)による留学生に対する友情のこもった英語での挨拶にて終了いたしました。
英語"Haiku"部門の最優秀賞はチェコ出身のアデラ・ピスカチコーワさん、優秀賞はジンバブエ出身のファライ・マリンガさん、佳作賞はフランス出身のマチルデ・フェイブルさんとカナダ出身のジェイコブ・フォーゲルさんに贈られました。なおマチルデ・フェイブルさんは今回の翻訳者特別賞も受賞されました。
また日本語"俳句"部門では、最優秀賞は中国出身のウー・チアンさん、優秀賞はフィリピン出身のグチェレズ・ルデーニヤさん、佳作賞は台湾出身ルー・チェンイェンさんと韓国出身のチェ・ユンギョンさんがそれぞれ受賞されました。
最後に英語"Haiku"の最優秀賞作品およびその和訳句、日本語"俳句"の最優秀賞作品、更には翻訳者特別賞作品とその和訳句を披露いたします。
英語"Haiku"最優秀賞: |
Heavy blossom branch |
日本語"俳句"最優秀賞: |
雨あがり窓辺の酒と蝉時雨(ウー・チアンさん作) |
翻訳者特別賞: |
On the hazy horizon |
以上
(文責)金祝燦燦会 後藤 洋(1968 理物)


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