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金祝燦燦会:
2024年度留学生向けの勉学奨励金授与式を開催

2024年08月27日

 2024年度の金祝燦燦会勉学奨励金授与式が去る7月31日紀尾井亭「葵の間」で行われました。式には、今年受給することが決まった15名の留学生と、サリ理事長、曄道学長をはじめ、杉本学生局長、中村ソフィア連携室長など来賓の方々および燦燦会の会員、併せて40名余りが参加しました。
 式は上智大学校歌の斉唱に始まり、続いて会長の畔柳より、燦燦会が様々な活動を行う中で、勉学奨励金が最も重要な活動であり、今年で12回目を迎える間、累計で103名の留学生に総額527万円を支給してきたこと、そしてその原資は全て会員による「一口千円募金」によって賄われていることなどの紹介がありました。
 サリ理事長は挨拶の中で、「燦燦会の活動が、留学生が日本文化を通して人間として成長していく助けとなっている」として、「あなた達自身がそうした成長とともに自分に何ができるかを考えるように」と留学生達に語りかけました。曄道学長は、「燦燦会への何が一番の恩返しかというと、それは皆さんが充実した人生を歩んでくれることであり、そうした期待もこめて皆さんに心からのお祝いを申し上げたい」と述べられました。お二人の言葉を真剣な眼差しで聴き、そして頷く留学生達の様子が印象的でした。
 この後、北米、アジア、アフリカの10か国1地域出身の15名の留学生の名前と所属学部が読み上げられ、会長から一人ひとりに5万円の奨学金の目録が手渡されました。
 留学生を代表して、ベトナム出身のゴー・ミンハンさん(FLA4年)は、「燦燦会からのサポートを戴き、勉学に励み、英語と日本語のコミュニケ―ションスキルを向上させ、日本の慣習や価値観、言葉への理解を深め、将来の進路に役立てることを約束します」と挨拶しました。また、カメルーン出身のウングウォンペ・エリックさん(理工学専攻)は、「燦燦会への感謝の気持ちは言葉では言い表せない。寛大さに心が奮い立たせられる思いだ」と述べました。
 最後に石川副会長が英語で閉会の言葉を述べ、「燦燦会は皆さんのために作られた会です。なにか困ったことや、相談したいことがあったら遠慮なく声をかけて下さい。会員の長い人生経験に基づいて必ずや皆さんの力になれると思います」と呼びかけました。
 記念撮影の後、懇親会に移り、留学生達と学生センターのスタッフ、燦燦会会員が軽食をつまみながら、専攻する研究課題のことや、日々の暮らし、また会員の海外経験など懇談の輪がいくつも広がりました。奨学金の一人当たりの金額はささやかなものですが、金額の多寡にかかわらず、この奨学金が彼ら彼女らにとって人生の忘れられない一齣になっていることを確信する一日でした。

 

金祝燦燦会会長 畔柳文雄(1968理物)

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