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金祝燦燦会:第11回留学生俳句コンテスト
の表彰式をZoomで開催

2023年02月06日

 金祝燦燦会は、留学生による第11回俳句コンテスト2022秋/冬の表彰式を、前回に引き続きZoomによるリモートで1月23日に開催した。 今回の表彰式は当初対面で行う予定であったが、依然コロナが収まらない状況が続いているため残念ながら急遽Zoomでの開催に変更された。 学生が参加し易いように昼休みに開始し、佐久間理事長をはじめ曄道学長、サリー理事、柳澤学生局長からはそれぞれお言葉をいただき、その他学院・学校から多くの方々の参加があり、途中での出入はあったものの全部で42名、留学生は16名の参加があった。
 式は前回同様に行われ、日本語俳句の入選作4句、英語の入選作5句が発表され畔柳会長から賞状が授与された。 式はスライド形式でそれぞれの句が紹介され、挨拶や解説が入ると映像に切り替わる工夫がされ、あたかも表彰式の実況放送を観ているような臨場感があった。 その後FLA国際教養学部教授のトンプソン先生による英語作品に対する内容豊富な素晴らしい講評、更に毎回皆さんが楽しみにしていただいている英語作品の和訳は、今回から谷地元氏(1969外露)により披露されその解説をしていただいた。 そして日本語作品の講評は金祝燦燦会会長でソフィア俳句会のメンバーでもある畔柳氏によって行われ、とても分かりやすい講評と解説で俳句のわからない人でも良く理解でき、入選句が一層引き立ってくるようであった。 今回10か国(アメリカ、中国、マルタ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、韓国、モンゴル、イギリス、ドイツ)から16名、日本語俳句21句、英語27句の合計49句の応募があった。 日本語俳句選考はソフィア俳句会の皆様にお願いした。 日本語俳句の最優秀賞には中国出身のサイ・インインさん、優秀賞はモンゴル出身のバトエルデネ・ハグワデユラムさん、佳作賞に韓国出身ペク・スンジュンさんとアメリカ出身のハンター・ダルトンさんがそれぞれ受賞された。 英語俳句の選考は前学長のカリー神父様、FLA学部長ユー先生、トンプソン先生、それとソフィア俳句会の吉迫まありいさんにお願いした。 英語俳句の最優秀賞にはインドネシア出身のユウジナ・プスパ・ピタロカさん、優秀賞にドイツ出身のアンナ・レナ・ブランズさん、佳作賞は中国出身のシュー・ユートンさん、フィィピン出身のエドワード・ルゴ・アシスさん、それとアメリカ出身のアネット・ミシェル・アギラーさんが受賞された。 さらに今回選には漏れたもののマルタ出身のジョルダン・デ・ボノさんへは英語俳句の特別和訳賞が贈られた。
最後に日本語、英語の最優秀作及びその和訳を披露したい。


日本語句最優秀賞

星月夜一曲終わり一人なり

(サイ・インインさん作)

英語句最優秀賞

Folded in warm quilts toes peeking out of hem safe from winter

(ユウジナ・プスパ・ピタロカさん作)

 

和訳:霜除けにキルトつま先すこし覗き


(文責) 金祝燦燦会 後藤 洋(1968理物) 





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