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ウクライナからの留学生、浴衣でキャンパスを彩る!

2022年07月19日

上智大学は7月よりウクライナからの留学生を受け入れています。
故国での戦火を逃れ、日本での学業の継続を希望する学生達は6月下旬に来日、必要な隔離期間を経て、7月1日より祖師谷国際交流会館など各学生寮に入寮致しました。
ソフィア会では、出来る限りのサポートをして行きたいと考え、まずはすっかり上智の夏の風物詩となった「浴衣デイ」に参加するために浴衣のセットをプレゼントすることに。
4日の初登校の日に、オリエンテーション中の教室にお邪魔し、鳥居ソフィア会会長と国際委員会のメンバーが一人一人に浴衣をプレゼント。「ようこそ上智大学へ。お会いできて嬉しいです。」とキリル文字で模造紙に書いた手作りのボードと七夕の飾りでソフィア会らしい暖かい歓迎の気持ちを表しました。
留学生たちは、緊張の中にも嬉しさと浴衣のプレゼントと言う驚きを隠せないようで、片言の日本語で謝意を伝える姿が印象に残りました。
ただ、プレゼントするだけではなく浴衣デイ当日には着付けの先生にもご協力頂き7人の着付けをお願いし、髪型もそれらしく結い上げて頂きました。浴衣デイもコロナ禍で3年ぶりの開催となり、キャンパスはいつに増して華やか!その出で立ちでキャンパスを歩く彼女たちの姿はもうすでに上智の一員として溶け込んでいたように思われました。
戦火を逃れての来日、そして日本と言う異文化の中での学業の継続は彼女たちにとってダブルのチャレンジでもあります。今後大学のみならずあらゆる人達や日本の文化と触れることにより相互交流によって生まれるであろう新しい価値が、双方に素晴らしい果実を実らせてくれることを願ってやみません。ソフィア会は大学と協力してウクライナからの学生の支援を続けていきます。

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国際委員会委員長 青柳敬子(1980外西)