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対面で挙行された今年の学位授与式と入学式
ソフィアンズクラブにも多くの新卒業生が

2021年04月08日

 昨年はコロナ禍で中止となった上智大学の学位授与式と入学式が、今年は対面で挙行されました。これに合わせ、ソフィア会も学位授与式当日にはソフィアンズクラブをオープン、数多くの新ソフィア会員が訪れました。
 2020年度の学位授与式は、3月26日(金)9:30から東京国際フォーラムのホールAで開催。同会場の収容人数は5,000名ですが、当日は座席を一つおきに使用し、卒業生のみが入場できるという形に。父母・保証人はYouTubeでその模様を視聴しました。 式典では曄道佳明上智大学長、佐久間勤上智学院理事長の祝辞に続き、鳥居正男ソフィア会会長が登壇。「世界を見回すと課題が山積しています。変化が激しく複雑で多様化が今までとは比べ物にならないスピードで進んでいる時代では、前例主義では立ち行きません。もはや「正解」というものはありません。答えは自分の信念に従うことです。皆さんは上智大学を卒業し社会に飛び立つことになりますが、社会人になると仕事や研究で、自分で判断する場面に直面することでしょう。上智大学での学びを是非生かしてください」と述べました。
 国際フォーラムでの式典は11;00には終了。卒業生は午後久しぶりに四谷キャンパスに戻り、学部学科別集会でそれぞれ学位記などを受領、その後は例年のようにキャンパスのあちこちで写真を撮る姿が見られました。また、当日はソフィアンズクラブもオープンハウスとし、合計162名の新卒業生が訪れました。
 この学位授与式に続き、4月1日には、これも東京国際フォーラムAホールで、2021年度の入学式が行われました。入学式も式典への参加は新入生に限られ、学部学科によって午前、午後の2部に分かれて行われました。
 また今年は、昨年開催できなかった新2年生向けの2020年度入学式も、学内6号館101教室で行われました。昨年の入学式はコロナ禍で開催できず、1年生の中にはいまだに上智の学生になったという実感を持てない人も多いはず。そこで大学は「未曽有の1年を乗り越えた今、家族をはじめとして支えてくれた人たちに感謝し、新たな気持ちで新たな1年をスタートするためのひとつの区切りとして」実施したものです。当初は4回にわけて行う予定でしたが、参加希望者が多かったため、結局6回行われ、その模様は新聞・テレビなど多くのメディアでも取り上げられました。

宍戸周夫(ソフィア会広報委員長、1971法法)

国際フォーラムで行われた2020年度学位授与式

学位授与式で式辞を述べる鳥居正男ソフィア会会長

学位授与式を終えてキャンパスに戻った卒業生たち

オープンハウスのソフィアンズクラブを訪れた"新会員"

「入学式」の看板前で写真を撮るフレッシュマン

1年ぶりに行われた2020年度の入学式