2019年秋季全国代議員会を開催-10/19
将来ビジョンの具体的施策などを可決
2019年10月23日
上智大学ソフィア会は10月19日(土)午後2時から学内6号館101教室において、445名の代議員の出席(議長への委任状を含む)のもと、2019年秋季全国代議員会を開催しました。
代議員会では、まず戸川宏一ソフィア会会長が挨拶。先日の台風19号で被災された方々、またこの間亡くなったソフィアンに対し全員で黙とうした後、9月に行った第4回アジア・ソフィア会ジャカルタ大会など、最近のソフィア会の活動を報告しました。
続き、来賓としてお迎えした佐久間勤上智学院理事長、曄道佳明上智大学学長が挨拶。その中で佐久間理事長は「人の交流が地球規模で行われるこの新時代に貢献し、また生きがいを持てる人を育てる場を提供するのが私たちの使命」と述べるとともに、市ヶ谷キャンパスを閉じて四谷キャンパスに併合するとともに、ニューオータニ側に面した11号館隣のメリノール宣教会が所有していた土地・建物を買収し上智大学14号館としたことなど、最近の上智学院の動きを紹介しました。
また曄道学長は「2020年度は大学で2つの大きな動きがある」として、学部の壁を超える横断型プログラムとしての英語による学位取得プログラム「Sophia Program for Sustainable Futures(SPSF)」の新設、実業界と大学が一体となって産学協働の学びの場を創成する新しい試み「プロフェッショナル・スタディーズ」を紹介しました。
●ソフィアンズ顕彰表彰式に続き審議
その後、ソフィア会への貢献者を顕彰するソフィア会被顕彰者選考委員長が登壇し、2017年から審議してきた被顕彰者13名を発表。当日出席された11名に、戸川会長がそれぞれ感謝状と記念盾を贈呈しました。
続いて戸川会長が会務報告、その後戸川会長を議長に議題の審議に入り、①将来ビジョンの具体的施策について、②新規代議員承認の件、③新規登録団体承認の件の3件について、それぞれ担当の常任委員などが説明。会場からは5名の代議員から質問および意見が寄せられましたが、いずれも拍手で原案通り可決されました。これにより、学部・学科同窓会は17団体に、そしてソフィア会登録団体は309団体となりました。
その後、第4回アジア・ソフィア会ジャカルタ大会、卒業5年ソフィアンの交流会開催についてなど11の項目について報告、その後、秋季全国代議員会恒例となりつつある講演「平和構築を現場で調査し、教育に活かす」が、東大作上智大学教授によって行われました。議事が長引いたため、東教授の講演時間は限られていましたが、世界各地の紛争地の最前線を取材し和平構築プロセスを模索、それを教育現場に活かす手法に上智大学のグローバル教育のひとつの姿を実感させる講演となりました。
代議員会は予定の時間を超過して午後5時過ぎに終了。その後、会場を2号館5階学生食堂に移して懇親会を行いました。ソフィアンズ顕彰受賞者の挨拶、学生のフラメンコサークル「アレグリーアス」によるパフォーマンスなどで盛り上がりを見せた懇親会でした。
ソフィア会広報委員長 宍戸周夫(1971法法)
会場は6号館101教室
戸川会長
佐久間理事長
曄道学長
受賞された細川佳代子前副会長
今回の受賞者のみなさま
熱心に聞き入る代議員
東教授による講演
懇親会の乾杯はカリー先生
フラメンコサークル「アレグリーアス」