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2018年度学位授与式―
約3,200人のソフィア会会員が誕生
ソフィアンズクラブにも大勢の卒業生が

2019年04月05日

上智大学は3月25日(月)、東京・有楽町の東京国際フォーラムで学部卒業生の学位授与式を行いました。今年は東京国際フォーラムが東京オリンピックに向けた改修工事のため、学部を分け午前の部、午後の部の2部制となりました。また、翌26日(火)には四谷キャンパス6号館において大学院学位授与式・助産学専攻科修了式を行い、これによって約3,200人の新たなソフィア会会員が誕生しました。

●戸川会長の祝辞はピタウ先生の3つの「L」
26日の学部学位授与式は、カトリックセンター長のホアン・アイダル神父の祝福でスタート。続いて曄道佳明上智大学長が「上智大学で学んだことの意義を考えてください。本学の教育の精神である、"Men and Women for Others, with Others" というマインドは皆さんの中に醸成されたでしょうか。どの進路に向かうにせよ、すべての卒業生の皆さんには、常に他者に寄り添い、他者と共にある存在であってもらいたいと思います。"Men and Women for Others, with Others"というこの言葉は、皆さん自身の充実感、幸福感は、他者へ尽くすことで得られるのだというメッセージでもあります」と卒業生に語り掛けました。
その後、佐久間勤上智学院理事長の後に壇上に立った戸川宏一ソフィア会会長はソフィア会が14万人の卒業生を持ち世界中にソフィアンのネットワークを築いていることを紹介した後、元上智大学長であるヨゼフ・ピタウ先生が常に口にされていた言葉を引用して次のように祝辞を述べました。
「ピタウ先生はよく、人間関係を良くする3つのLがあるといわれていました。最初のLはLook で、ただ人を見るのではなく、人の良いところを見るようにしようというもの。続くLはLove。愛とは人を大切にする思いやりの心ということです。そして最後のLは、Laughで、どんな苦しみや悲しみがあっても、微笑みを忘れないようにしよう、それがなかったら心を明るく照らす希望の光が消えてしまうということでした。皆さまは、これからの世界や日本をリードする重要な役割があります。ぜひこれからも上智の教育精神を時々思い起こし、またこの3つのLを思い出してください」
学位授与式はその後、各学部代表者への学位記授与、それを受けての卒業生代表による謝辞、また学長奨励賞の授与などと続き、全員での校歌斉唱で閉式となりました。

●大盛況だったソフィアンズクラブのWelcome Day
学部学位授与式が行われた25日の午後は、卒業生が四谷キャンパスに戻り、それぞれ学部学科集会で、各個人に学位記が手渡されました。学部学科によっては、学部学科同窓会の代表者が挨拶。たとえば経済学部の同窓会である経鷲会では会長がマイクを握ってソフィア会の活動などをアピールし、参加を呼びかけました。また法学部同窓会では恒例の特製クリアファイルを卒業生に手渡しました。
卒業生はその後四谷キャンパスのメインストリートなどでそれぞれ記念撮影などをしていましたが、これに合わせてソフィア会は6号館のソフィアンズクラブを開放、Welcome Dayとして卒業生、つまり新ソフィア会会員を迎え入れました。無料でのドリンクサービスもあって、卒業生とその父母などが次々と訪れ、テーブルはすぐ満席に。今年は約200名の新会員が来場、ソフィア会に新たな力が加わったことを実感した学位授与式となりました。

宍戸周夫(ソフィア会広報委員長、1971法法)

東京国際フォーラムで行われた学部学位授与式

祝辞を述べる戸川宏一ソフィア会会長

ソフィアンズクラブを訪れた新ソフィア会員

各テーブルは卒業生とその父母などですぐ満席に