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石澤良昭教授のクラウドファンディングが第2目標をクリアして終了―アンコール・ワット西参道修復プロジェクト

2018年04月24日

上智大学の石澤良昭教授(元学長)はアンコール・ワット西参道修復プロジェクトへのクラウドファンディングに取り組んできましたが、4月20日の締切日に総額16,675,000円に達し、同プロジェクトは成立、終了しました。今回のクラウドファンディングは、ソフィア会をはじめ多くの卒業生が積極的に協力、取り組んできたものです。
調達された資金は現地の作業員に対する人件費と現場管理費、石材の購入費などに充てられます。

クラウドファンディングはインターネットを通じて多くの人から資金を募る仕組みで、今回は石澤教授が率いる上智大学アジア人材養成研究センターが「上智大学石澤良昭アンコール・ワット西参道完全修復への挑戦!」と題した修復プロジェクトへの資金調達を行っていたものです。

当初は目標金額を1,000万円として取り組んでいましたが、3月28日に同目標金額を達成。引き続き4月20日の支援受付締切日まで第2目標を1,500万円に設定し、募金活動を継続していました。
このクラウドファンディングが成立したことについて石澤教授は「これまで全国300余名を超えるみなさまから、頑張るように叱咤激励をいただきました。こころから感謝を申し上げ、併せてご支援とご協力に御礼を申し上げます。まことにありがとうございました」とコメントしています。

石澤教授は昨年、永年にわたるアンコール・ワット修復事業でアジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞されました。また昨年12月には第3回アジアソフィア会カンボジア大会に100名を超えるソフィアンが参加、改めてソフィア・ミッションの意義がクローズアップされていました。

宍戸周夫(ソフィア会広報委員長、1971法法)