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会長新年挨拶
-未来に向けて輝くソフィア会つくりを

2018年01月01日

あけましておめでとうございます。
上智大学ソフィア会の活動に対しては格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

ソフィア会は昨年末に創立80年を迎え、約14万人の会員を擁するまでに拡大してまいりました。今後も毎年約3,000人の卒業生が加わり、ますます大きな組織となることは間違いありません。
これまでもソフィア会は「会員相互の親睦」と「母校上智大学の使命達成と発展への貢献」を掲げて活動してまいりましたが、さらに上智大学が発展し、素晴らしい大学として存続するため、ソフィアンズネットワークを全世界に張り巡らし、ソフィアンの集う場を多くつくりながら、参加しやすい環境をつくっていくことが大切だと考えています。

そのため、今年はいくつかの課題に取り組む所存です。
まず大切なのは、会員14万人時代を迎え、今後20万、30万へ組織が拡大することが明らかな今こそ、ここで将来のソフィア会の姿を想定し、しっかりとした将来ビジョン、あるべき姿を真剣に考え具体化することです。
同時に、上智大学が取り組むスーパーグローバル大学創成支援事業を成功させるため、ソフィア会としてどのように大学を支援できるかを考えなくてはなりません。また、地域・各種など各ソフィア会のネットワークをつなげ、世界の中で大きなソフィアンの輪をつくり、真のソフィアンの共同体をつくることも必要です。

昨年、常任委員会のもとに「ソフィア会将来ビジョン検討委員会」を設けましたが、この委員会にはできるだけ若い世代の人も迎え、ソフィアンの叡智を結集したいと思っています。
上智大学が取り組むスーパーグローバル大学創成支援事業の具体的な内容としてグローバルキャンパス構想がありますが、常設委員会の国際委員会を5つの小委員会に分け、そこに人材を集め、上智大学と連携しながら着実に具体的な活動に結びつけて行きたいと思います。
また、ソフィア会を知らない卒業生や興味を持ってない卒業生をどのような形でソフィアのネットワークに入ってもらうのかを考えなければなりません。ソフィア会の存在意義と魅力あるソフィア会について、在校生の時から可能な限りPRし、彼らが卒業後どの国、どの地域に行っても、忘れがちな母校を思い出しソフィア会活動に興味を持ち続けていただけるようにしたいと思います。

新年にあたり、いくつかの抱負を述べましたが、新たな年を迎えても、カトリック精神に基づく"他者のために、他者と共に"という上智大学の教育精神を大切にし、母校と一体となって積極的に会の活動を進めて参りたいと思います。
今年も、ソフィア会の活動に対するご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
みなさまのご健勝を祈念し、また母校とソフィア会のさらなる発展を祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。

上智大学ソフィア会会長 戸川宏一

上智大学ソフィア会会長 戸川宏一