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新しいソフィアタワーの竣工祝別式が行われました

2017年01月25日

2017年1月18日、上智大学四谷キャンパス6号館(ソフィアタワー)の竣工祝別式が6-304教室で執り行われました。新6号館は旧6号館と上智会館の跡地に、麹町大通りに面して建てられました。JR四ツ谷駅を出ると、イグナチオ教会に並んで2号館と7号館と呼応した新6号館が目に飛び込んできます。4月にオープンするソフィアタワーは上智大学、上智学院の新しいシンボルとなるタワー・ビルで、無事に竣工の日を迎えることとなりました。このプロジェクトは上智大学創立百周年記念事業の一つです。1-6階と17階が大学施設、7-16階がオフィスエリアであおぞら銀行がテナントとして入居します。設計・監理が日建設計、施工は大成建設が担当しました。
最初に髙祖敏明上智学院理事長による司式で祝別式が行われました。まず、ホアン・アイダル上智大学カトリックセンター長が「主の家にいこう、と人々が言ったとき、わたしはうれしかった」で始まる旧約聖書の詩篇122を朗読、まさに新しいソフィアタワーは私たちの新しい祝福された家です、と髙祖理事長が続けられました。次に、早下隆士上智大学長、馬場信輔株式会社あおぞら銀行代表取締役社長、上原治也上智大学ソフィア会会長、亀井忠夫株式会社日建設計代表取締役社長、村田誉之大成建設株式会社代表取締役社長による共同祈願が唱えられました。
司祭が各階へ祝別された聖水を撒きに行っている間、パネルを使って日建設計から新棟の概要紹介が、工事の経緯等の説明が大成建設から行われました。工事中の新棟はドラマの撮影現場になったり、映画「君の名は。」の一コマに使われたりしたそうです。
その後、祝宴までの時間で新棟内大学施設の内覧が行われました。17階には教職員用ファカルティクラブがあり屋外テラスからは東京の街が一望できます。約800席の101教室は国際会議なども使用できる多目的ホールとなっており、101教室を取り巻くホワイエはギャラリーとして地域とのつながりを持つ機能もあります。また6階では新しいソフィアンズクラブが卒業生のための上質な空間を準備してオープンを待っています。
祝宴では、谷川啓株式会社あおぞら銀行常務執行役員と石川雅己千代田区長による来賓ご挨拶があり、早下隆士上智大学長の乾杯で歓談が始まりました。このソフィアタワーの施工は大成建設とともに山口県にあるヤマネ鉄工建設株式会社が携わっていて、竹山信夫常務取締役は1972年理工学部卒のソフィアンです。竹山常務と髙祖理事長の出会いは、2015年に開催された地域ソフィア会全国大会広島大会だったそうです。日建設計、大成建設とともにヤマネ鉄工建設に感謝状が贈呈されました。
会場となった6-302教室からはJR四ツ谷駅が真正面に見えます。この場に集った多くの関係者の思いが結集し出来上がった新棟の歓びにあふれた祝宴となりました。

平野由紀子(1982文英)