アジア人材養成研究センター設立20周年記念 国際シンポジウムのご案内10月22日(土)
2016年10月17日
2016 Sophia Symposium
上智大学アジア人材養成研究センターは、本年をもって設立20周年を迎えました。
1996年8月、カンボジア王国シェムリアップ市内に「上智大学アジア人材養成研究センター」が建設され、大谷啓治学長(当時)が出席して、アンコール・ワット西参道修復工事起工式(第1工区,2007年完成)が行なわれました。
以来、当センターの活動は、国際貢献(ソフィア・ミッション)として、カンボジアにおいて5大文化復興の成果をもたらしました。①西参道修復(第1工区,2007年完成)、②遺跡内から274体の仏像発掘(2001年)、③アンコール遺跡の環境保全のためのISO14001(環境マネージメント)認証取得(2006年)、④シハヌーク・イオン博物館の建設(2007年)、⑤アンコール文化遺産教育センターの開設(2011年)、そして2016年5月9日には、アンコール・ワット西参道修復工事(第2・第3工区)の起工式を挙行するなど、国内外から高い評価を得て、今日まで驀進中です。
そこで、私たちは設立20周年に当たり、改めて当センター設立の原点とその活動実績を振り返るとともに、東南アジアの文化遺産修復事業の学術的波及効果を検証するため、状況をボロブドゥール遺跡とアンコール遺跡を取り上げて考察し、「文化遺産の修復を通じた文化復興と平和構築」の意義を考える、国際シンポジウムを開催することとしました。
教職員の皆様におかれましては学事ご多忙の折恐縮ですが、ご参加をお待ちしております。
なお、本シンポジウムは「2016 ソフィアシンポジウム」として開催されるものです。
上智大学アジア人材養成研究センター創立20周年記念 国際シンポジウム |
---|
■期日:2016年10月22日(土) |
上智大学アジア人材養成研究センター所長 石澤良昭