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第2回アジア・ソフィア会上海大会が盛大に開催される
-大学・ソフィア会・留学生連携のためのネットワーク構築へ-

2014年11月12日

第2回アジア・ソフィア会上海大会が11月7日(金)~9日(日)の3日間、上海ソフィア会(小倉民男会長)の主催で小南国花園飯店で開催されました。大会は、ご来賓として大学から髙祖理事長と早下学長をお迎えし、アジア8カ国からソフィアンとそのご家族、中国人留学生等65名(日本から26名)が参加して盛会でした。

ご来賓の挨拶で髙祖理事長は、上海の復旦大学を初めて訪問し熱烈歓迎を受けられ、今後両大学は交流を一層深めることで合意したことを表明されました。早下学長は、上智大学のグローバル化への具体的な取り組み、とりわけ文部科学省に採択された「スーパー・グローバル大学創生支援事業」の推進について説明され、ソフィア会・アジア各国ソフィア会の理解と協力を求められました。

フォーラムでは、上海ソフィア会の現状について小倉会長からの説明に続いて香港、マレーシア、台湾、シンガポール、ベトナム、タイの各ソフィア会代表者から現状報告と今後の課題について様々な意見が述べられました。また、上智に留学経験のある李欣立氏が、アジアからの留学生を積極的に支援する制度導入を提案されたのを受け闊達な意見交換が行われ、「アジア留学生奨学金」や「グローバルメンター制度」等の導入に向けアジア各国ソフィア会が積極的に取り組むため、大学・ソフィア会と留学生が一層の連携を図るためのネットワーク構築へ取り組む決意を新たにしました。

続いて行われた懇親晩餐会では、本場の中華料理と中国人留学生が差し入れてくれた紹興酒を堪能し大いに交流を深め、最後に全員で肩を組み校歌を合唱し日本人、中国人が上智の校旗の下に一体となったのでした。上海市内エクスカーションでは、上海天主教座聖堂を一同で訪問し記念撮影、買い物客でにぎわう新天地散策、雑技団鑑賞、ロマンチックな外灘の夜景観賞など上海市内の散策を参加者は満喫していました。

また、2016年の次回開催地として「タイ・バンコク」が上原会長から発表され、タイソフィア会の岡本正和代表幹事から力強い受諾表明が行われ参加者から大きな拍手を受けていました。

今大会の開催では若いソフィアンと中国人留学生の活躍が目立ちました。活気に満ちたフォーラムや懇親会、観光のガイドを買って出てくれた彼らの献身的な姿は参会者の感動を呼んでいました。