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ドイツ語振興サークルDeutscher Ring(ドイチェル)主催、第一回ドイツ語スピーチコンテスト開催報告

2013年01月24日

昨年12月9日(日)上智大学内にて、ドイツ語振興サークルDeutscher Ring(ドイチェル)主催、第一回ドイツ語スピーチコンテストを行いました。

ドイチェルは、50年以上の歴史を持つドイツ語圏の文化交流を趣旨とした伝統ある団体です。以前は、ドイツ語劇の公演・ドイツ語新聞の発行・合宿・ドイツ大使館やOAG訪問、など積極的なドイツ語圏の文化交流を行っていました。現在は、規模はかなり縮小したものの、日本人学生とドイツ人留学生の日独交流や次世代の『 国際人 』育成を目標とする団体として活動しています。そのため、"日本人学生とドイツ人学生が積極的に交流できる場の提供"をコンセプトに日々活動しています。加えてスピーチコンテストの開催を通して私達の目的である"日独を軸に主体的に行動する学生"の実現を目指しています。

スピーチコンテストを経験することは多くのスキルを養う手助けになります。語学力は勿論のこと、多数の聴衆の前で話す力、論理的なスピーチ内容を作る思考力や分析能力、表現力などです。私達は今後、『 ドイツへ留学したい 』という強い意志をもった日本人学生の支えになりたいと考えています。その為にドイチェルのスピーチコンテストを1つでも経験することで海外でも自信を持って『 主体的に物事を伝える人材 』へのステップとなればと考えています。そういった場数を踏むことで日本を代表する立派な『 国際人 』への成長のお手伝いをさせて頂きたいと思います。そして今回はその記念すべき第1回目を無事に成功させることができました。

出場者は、上智大学内外から8人で、高校生や卒業生を含む20人以上の方がお越しくださいました。参加者8人はみなそれぞれテーマにあったとてもユニークで熱意のあるスピーチをしてくれました。スピーチコンテスト後の懇親会では、多くのご卒業生の方々とお話しすることができ、かつてのドイチェルの活発な活動についてなど聞くことができました。ドイチェル同窓会のような形になり、審査員の先生方や卒業生の方を含め、多くの方々に楽しんでいただける会になりました。

今年2013年も、第二回ドイツ語スピーチコンテストを開催する予定です。また、これから毎年スピーチコンテストは行い、かつて先輩方が行っていた語劇祭にも挑戦していきたいと考えております。卒業生の皆さま、これからも温かいご支援宜しくお願い致します。

ドイツ語サークルDeutscher Ring会長
文学部ドイツ文学科3年 松田侑里香