HOME > ニュース > お知らせ > オリ・パラ支援特別委員会がブラインド・サッカー講演会・体験会を開催ニュース

オリ・パラ支援特別委員会がブラインド・サッカー講演会・体験会を開催

2016年11月09日

ソフィア会オリンピック・パラリンピック支援特別委員会(オリ・パラ支援特別委員会)は11月3日(木)のソフィア祭最終日に、学内の第3体育場で「ブラインド・サッカー講演会と体験会」を実施しました。
当日は、パラ・アスリート界のレジェンドともいえるブラインド・サッカーチーム「乃木坂ナイツ」代表の葭原滋男氏による講演でスタート。続いて、早下隆士学長やソフィア会副会長など50名を超える参加者によるブラインド・サッカーの体験会を行いました。
講演会では、まず葭原氏のアスリート歴を伺いましたが、多種目での活躍に感心するばかり。「障害者だから可哀想とか暗いとかを払拭したい」、「何をするにも決して諦めない」という前向きな姿勢は健常者の私達も見習わねばならない姿勢と痛感しました。
続く体験会では、まずデモゲームを見学。参加者全員がサイドライン代わりとなってコートを囲み、プレーヤーが近づくと「カベ!」と知らせます。次にアイマスクをして相手の声や音の出るボールを頼りに目標まで歩いたり走ったり。参加者からは「視界が奪われた状態で歩くことは恐怖」との声が上がりました。指示に従ってシュートをしても、ボールはなかなか狙った通りに飛びません。最後のチームでのシュート競争では、見事7本で学長チームの勝利に終わりました。
会場設営は体育会学生のボランティアとソフィア会会員、そしてチームメンバーの駅からの誘導はボランティア・サークル学生が協力。健常者同士であっても相手の気持ちになって指示する、伝えるということの大切さを学んだ体験会でした。

オリ・パラ支援特別委員会 鈴木謙(1980外葡)