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「ひびき・かおる・いぶき」の植樹式が執り行われました。

2014年04月03日

昨年2月に穂木として採取し、台木に接がれたときは、ほんの3センチだったソメイヨシノは、1年で、およそ50倍の背丈の苗木に成長しました。これをソフィア会から、創立100年の記念に、アルマ・マーテル(母校)に寄贈しました。
先人の思い「感謝のこころ」を後世につなぐ願いを込め、学位記を手に母校を巣立つ学生たちとともに、学生、学院、同窓会、近隣の方々と3月27日学位授与式の日に、植樹式を執り行いました。
朝からの霧雨が昼には本降りになりましたが、開花を始めたばかりの親の樹々が土手から見守るなか、雨あがりの凛とした空気の中で、髙祖理事長から祝別された聖水と祈りを受け、3本の苗木は、それぞれ、「ひびき」・「かおる」・「いぶき」と名付けられました。
将来、学生・卒業生の感謝の心が社会で花開くように、そして、花のない時期でも、社会に「ひびき」・「かおる」存在になるようにとの願いが込められた名前です。心が折れてしまうような時も、母校からの命の「いぶき」をうけて、自分もメッセンジャーになるようにとの思いを込めています。
植樹式の翌日は陽光がふりそそぎ、母校の新たな100年を土手の桜も一気に花開いて、たたえています。母校を訪ねられた折、1号館前の花壇の「ひびき」・「かおる」・「いぶき」のもとにも、どうぞ足をお運びください。

土手の桜再生プロジェクト 発起人代表
三溝 真季 (1984法国)