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真田濠のソメイヨシノの穂木を採取しました。(土手の桜再生プロジェクト)

2013年02月07日

真田濠の土手に植えられたソメイヨシノの種の保存を目的に、2013年2月2日(土)、上智大学創立100周年記念事業の一つとして穂木(ほぎ)の採取が行われました。

近年、文化財に指定されている真田濠の土手の桜並木は、1959年秋、上智大学体育会空手道部の主将だった佐竹章夫さん(1960年外英卒)が60本の苗木を植えたのが始まりです。今回、樹木医の指導の下で採取された穂木は、日本花の会の農場に預けられ、オオシマザクラの台木に接ぎ木(切り接ぎ)されて秋までに1メートルほどの苗木に育てられます。

上智大学構内への植樹は、11月の創立記念日近くを予定。構内で若木を見守り育て、ゆくゆくは植え戻す許可を得て、再び土手を彩る憩いのシンボルになればと願っています。

三溝真季(1984年、法・国卒)

左から、さくらサポーター・環境サークルANGLEs代表
松本郁加さん(理工2年)、
半世紀前に苗木を植えた佐竹章夫さん、
現在の体育会空手道部副将、安井仁さん(経済3年)。

穂木が健やかに苗に成長するよう祈念して、
山岡総務担当理事に祝別をお願いしました。

空手道部の後輩から初代OB会長
に渡される、ソメイヨシノの穂木。

穂木採取に立ち会っていただいた皆さん。
いっきに春が来たような、暖かい一日でした。