Walker美津枝さんを悼む
2021年10月07日
2021年2月5日 アイルランド・ソフィア会会長のWalker美津枝さんが亡くなられました。
アイルランド・ソフィア会一同、追悼のことばと共に、深い感謝の気持ちを記します。
日本を遠く離れたアイルランドで暮らすわたしたちにとって、美津枝さんは、朗らかで優しくて、いつも相談にのってくださる大好きな先輩であり仲間でした。アイルランド生活の豊かな経験と、3人のお嬢さんを育ててこられたお母さんとしての暖かさと、細やかな気づかいで支えてくださいました。いつも笑いの絶えない輪の真ん中におられました。 ダブリンへ留学に来る若い世代のソフィアンを歓迎したり、集まって食事やお茶をしたり、日本の被災地の応援をしたり... 楽しい思い出を一緒にたくさん、つくりました。美津枝さんは、とても日本的であり、同時にとてもアイリッシュ的でもありました。日本人女性の最高の特質と、アイルランドやアイリッシュ的な生活への愛を兼ね備えた方でした。とても日本人らしく、同時にとてもアイリッシュらしい方でした。
ソフィア会の集まりでは、みっちーさんはクリスマス会にひとりひとりにメッセージを付けたカードを配ってくれたり、いつもワンちゃん達のことを本当に真剣に話してくれたりして、こちらも笑顔にさせられ、毎回お会いするのを楽しみにしていました。アイリッシュソフィアンのStephenが徳島へ行く前には、四国八十八カ所霊場をお遍路で多数訪れたことや、27年前にマークと一緒に徳島市を訪れたことなど、松山での生活を話してくれました。四国での生活の様子やアドバイスを沢山くださいました。それから、(たぶん)1989年、アイルランドで初めて迎えた冬のことも。 みっちーさんは、どんな時も明るくて、ユーモアがあって、どんなことでも親身になって聞いてくれ、みんなの調和を大切にしてくれる、人間として素晴らしい方でした。ご自分も、生きていれば色々と嫌なこともあったでしょうに、みっちーさんが愚痴をこぼしたことなど一度も聞いたことがありません。
2014年にアイルランド・ソフィア会が発足した当時
極東の四ッ谷のキャンパスで学んだ様々な世代の私たちが、このヨーロッパの西端のアイルランドで今こうして時間と空間を共有していることは、思えば不思議な奇跡のようです。アイルランドに生まれたばかりのこの小さな新しいソフィア会を、愛に満ちたソフィアンの精神を胸に自然に支え合いながら、そして喜びを、時には悲しみも分かち合いながら、皆で大きく育てていきたいと願っています。
と述べてくれた、美津枝さん。
まさに、深い「悲しみを分かち合う」ことになってしまい、悔やんでも悔やみきれません。
みっちーさんがこの世にプレゼントしてくれたものはちゃんとご家族や友達の中に残っていると思います。みっちーさんに会った方はみんな、温かく、とても朗らかなみっちーさんからいつも幸せオーラを頂いていたと思います。みっちーさん天国でテニスのお友達できてるといいですね。周りにラグビーされてる方がいたらもしかしたら清谷さんのことも思い出してくれるかもしれないですね。それでまたお友達が増えたら嬉しいですね。
みっちーさんとの出逢いは、わたしたちにとって奇跡のような幸せです。いつも明るくて、私たちに元気をたくさん与え続けた素敵な存在...それがみっちーさん。たくさんの笑顔と楽しい時間を心からありがとうございます。そんなみっちーさんの笑顔とエネルギーの思い出を胸に抱え続けます。もうここにいないのはとても悲しくて寂しい気持ちですが、これからもずっと、きっと天国から見守ってくださると信じています。
みっちーさんのこと、決して忘れません。いつまでも大切な友だちです。
また逢う日まで、どうぞ安らかに。
アイルランド・ソフィア会一同
Beere直美(文・社福1995)
ウィリアム・コクラン(国際教養2012-2013交換留学)
城所亜紀子(文・国2006)
清谷雄太(理・機械工2002)
スティーブン・フィーラン(大学院グローバルスタディーズ研究科2014)
松尾珠実(法・国関1993)
McCann史織(外・仏2000)
田中幸子(外・仏1982)
ドナル・ドイル神父 S.J.

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