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フランスソフィア会 初夏の遠足報告

2019年07月17日

晴れ上がった6月16日(日)、ビーズ・伊藤千砂さん(1990外仏) がヴィニュロン(ワイン農園の当主)としてご活躍されるブルゴーニュ・サヴィニー=レ=ボーヌ村の名門ドメーヌ「シモン・ビーズ」を訪問しました。
ソフィア会会員及び家族、友人や他大学(赤門会)からもご参加頂き、総勢19名で大型バスに乗ること4時間。繁忙期にも関わらずビーズさん自ら温かいお出迎えをいただきました。
まずは歩いてドメーヌ所有の畑を訪問。研修生の方が、ブドウ栽培から収穫までの流れを説明くださり、沢山の質問に一つ一つ丁寧に回答してくれました。
ドメーヌに散策しながら戻った後は、ブドウ収穫後から熟成にいたるワイン製造の流れを醸造所内でレクチャーしていただき、ビーズさんが取り組まれている「バイオダイナミック農法」に関しては、「土が健康であればそこで育つ植物も健康になる。だから畑が自然な形で健康になるよう最大限手を尽くしています」というご説明に参加者一同感銘を受けました。

地下にある蔵 (セラー) に貯蔵された膨大な年数の樽・ボトルの見学では、その歴史と規模に圧倒されるばかりでした。
その後いよいよ試飲タイムとなり、太陽の光が降り注ぐ中、ビーズさんの元で働く日本人シェフが用意してくださったビスキュイアペリティフと共に白ワインで乾杯。同じ銘柄のものを違う年度で飲み比べさせていただく贅沢な時間を過ごしました。

その後テーブルに移動し、アペリティフ・前菜・メイン・チーズそしてデザートのフルコース料理をドメーヌのワインと共に頂きました。野菜、お肉、果物と地元の新鮮な食材をふんだんに使った料理とブルゴーニュの自然が凝縮されたワインをさらにいただき、なごやかに歓談が弾みました。

今回の遠足は、一般公開はしていない名門ドメーヌ訪問という貴重な機会となりましたが、それ以上にフランスの文化の真髄ともいえるワイン産業を切り盛りされ活躍されるソフィアンの生き方から沢山の学びを得る事が出来ました。改めてビーズ伊藤千砂さんへ感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

林 菜央 (1997文史) 
坂東綾子 (2000文社福)

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