上智大学体育会フェンシング部OB2名がシニア日本代表に選出

2016年09月27日

上智大学フェンシング部は今から50年前、仏文科創立と同時に仏文科の学生が中心となりベジノ神父様を顧問とし誕生しました。
この記念すべき「フェンシング部創部50年」の節目に、シニア日本代表にフェンシング部OB2名が選出され、10月にドイツで開催される「2016年世界ベテランフェンシング選手権」に出場いたします。

フェンシング世界大会は毎年各国を代表する男女50・60・70代の年齢別にフェンシングの種目の'フルーレ・エペ・サーベル'で戦いを繰り広げます。
日本代表になるには5～7月と3カ月にわたる国内予選を勝ち進んだベスト4に出場権が与えられオリンピック選出と同じ'JAPAN'の文字が入ったユニフォームで試合に臨みます。

国内予選にはフェンシング部OBから、70代喜多濃（S45法学部卒）・60代岩瀬（S47法学部卒）・50代真田（S55理工学部卒）が参戦し、見事に喜多野敏雄さんが70代サーベル日本代表・真田裕司さんが50代エペ日本代表に選出されました。

日本代表選出の栄誉を称え、フェンシング部現役・OB/OGが30名ほど集い二人の壮行会を兼ねた交流戦を実施いたしました。試合結果は今年入部したジュニア元日本代表の女性が勝利しました。
尚、現在フェンシング部は部員20名、年々戦力も充実し特に女性陣の来年のリーグ戦は念願の2部昇格が期待できそうです。

フェンシング世界大会は毎年ヨーロッパで開催され、元オリンピック選手・元軍人などヨーロッパの強豪との試合となります。上智大学OBより2名の'日本代表'が選出されたことを嬉しく思い、二人の健闘を皆さまとともに祈りましょう。

尚、真田裕司さんはNHK大河ドラマ真田幸村の直系の子孫でお兄様は真田幸村14代目に当たります。

フェンシング部OB会　岩瀬　誠男（1972法法）