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ソフィア会会長新年メッセージ
積極的に母校への貢献を

2024年01月01日

皆様、新年あけましておめでとうございます。年末年始はそれぞれゆっくりとお過ごしになり、健やかな気分で新年をお迎えになられたことと思います。

昨年はウクライナ戦争に加えて中東の戦争の重苦しいニュースで終わりましたが、今年は国際的な対立や紛争が収束に向かい平和が戻ることを願っています。

まず、昨年のソフィア会へのご支援に対し、心から感謝を申し上げます。昨年5月の春季全国代議員会でソフィア会会長に再任され、新しい体制がスタートいたしました。会員の皆様を始め執行部や事務局のメンバーのご協力のお蔭で、順調な滑り出しが切れたと思っています。ソフィア会は会員がボランティアとして運営する組織ですので、だれもが気軽に参加できる、開かれて透明感溢れる楽しい組織運営を目指して参ります。

上智大学ソフィア会会長
鳥居正男


昨秋からは、さまざまな活動やイベントが対面で開催され、会員同士の一体感の強まりを感じました。9月の地域ソフィア会全国大会鹿児島大会を始め、各地で地域ソフィア会や各種ソフィア会の会合が開催されました。10月には四谷のキャンパスでのコロナ感染で順延になっていました1970年、1971年、1972年の卒業生のための金祝祝賀会に多くの卒業生が参加してくれました。どの会場も母校愛の熱気で溢れかえり、同窓生の熱い思いが母校とソフィア会を支えてくれていると実感しています。11月には12か国の留学生によるザビエル杯日本語スピーチコンテストに13校からの参加があり、第5回となるスピーチコンテストの輪の広がりを嬉しく思います。毎年恒例の「ソフィアン国家公務員と話そう」と「オールソフィアンのクリスマス」が12月に開催され大変な盛り上がりでした。他にも卒業生による講演会、ソフィアンズカップゴルフ大会、「子育てを語ろう by Sophians」などいろいろなアクティビティが活発に実施されました。

今年もソフィア会の活動の2本柱である「卒業生の親睦」と「母校への貢献・学生支援」をしっかりと進めて参ります。今年は数年振りに海外でのソフィア会大会の開催を企画中です。ベトナムハノイで9月14日から16日の日程で「Reconnecting in Vietnam未来へつなぐ-ベトナムの過去・現在・未来」をテーマにして現地のソフィア会の皆さんと準備を始めています。今年は国内のみならず海外ソフィア会メンバーとのネットワークの一層の広がりを目指して参ります。
母校への貢献ですが、日本の少子化により2040年までに大学入学者は現状より2割減り、大学の生き残り競争は厳しく、特に私立大学の淘汰は必至だとの報道が目につきます。一方、社会の変化は凄いペースで加速しています。変化の波に取り残されないためには、今まで以上に学びが大切になってきます。大学にとっての正念場の今こそ、上智の強みを発揮して差別化を進める絶好の機会だと思います。上智大学ではSophia Future Design Platform(ソフィア フューチャー デザイン プラットフォーム)推進室が立ち上がり、新たに高校生・大学生・社会人など学ぶ志のある全ての人を対象に、社会課題、技術革新、社会変革の3つを学びの3本柱にして「上智地球市民講座」を春に開設する準備が進んでいます。大学のプログラムに卒業生がかかわるなどソフィア会としてどのような協力が出来るかを考えていきたいと思います。

毎回お話しさせていただいていますが、私はソフィア大好き人間です。東京の真ん中の四谷という立地条件に恵まれ、魅力溢れる上智大学が社会でもっと認められることを願っています。ソフィア会の活動が母校の知名度アップに結び付くよう、積極的に貢献をしていきたいと考えています。

今年も、大学の国際的な評価指標の一つとして注目されている、QS世界大学ランキングのためのQS Global Employer Surveyへのご協力をお願いいたします。今般の調査は現役のビジネスパーソンが対象となるため、該当する年代の方々を対象にメールニュースでお知らせしていますが、その結果は外国人留学生による留学先選別や、海外の大学との交換留学・研究交流協定の締結時の検討材料とされ、上智大学の評価を高めることにつながりますので、是非ご協力をお願いいたします。

6号館6階にあるソフィアンズクラブは居心地がよくなるように家具やレイアウトも工夫をしています。サロンのご利用、会議室の貸し切り利用も可能ですので、是非会員の皆様の交流の場としてまたご友人とのお待ち合わせなどにご利用ください。
今年も引き続きソフィア会活動への皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。