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法学部同窓会(SLA)セミナーシリーズ第4回-7/22(水)開催 テーマは「『違憲』法案の国会審議とその結末は?」

2015年07月02日

 上智大学法学部同窓会(SLA)は、セミナーシリーズ「法と実務の最前線」(第4回)を7月22日(水)18:30から法学部大会議室(2号館13階)で開催します。テーマは「『違憲』法案の国会審議とその結末は?」。講師は高見勝利上智大学法科大学院教授です。

 今回のセミナーの主旨について、講師の高見教授は次のように述べています。
 「今、国会で審議中の集団的自衛権行使に一歩踏み出す、昨年7月の閣議決定に基づく安保法制関連法案は、砂川事件最高裁判決まで持ち出す政府当局の必死の弁明にもかかわらず、憲法9条の限界をはみ出すものであることは明白。
 その弁明は、さながら「言い訳も最早とゞかぬ帯の丈」(江戸川柳)そのもの。弁明に窮した法制局長官は、従来政府が憲法上行使不能として来た「集団的自衛権」をフグに喩え、「毒があるから全部食べたらあたるが、肝をはずせば食べられる」とし、法案に盛られた「限定的」なそれなら合憲だ、と。
 その答弁の姿から、「片棒を担ぐ夕べのフグ仲間」(同川柳)の一句も想起。前夜一緒にフグを食った仲間(9条)が中毒死、助かった男が罪ほろぼしに座棺の片棒を担ぐ。では、片棒の相方は?
 とまれ、瀕死の9条について、皆さんと一緒に考えてみたい」

 法学部同窓会の「法と実務の最前線」は、主に、民間企業や官庁などにおいて法律関係の実務にたずさわっている法学部同窓生や学問研究をおこなっている法学部所属教員を講師として迎え、昨今の立法事情、行政運営、判例の動向など踏まえつつ、ホットでタイムリーな話題を取り上げ、解説・検討を加えようとするものです。
 無料でどなたでも参加できます。分野を超えた多数の方のご参加をお待ちしています。

日時:

2015年7月22日(水) 18:30~20:00

会場:

上智大学法学部大会議室(2号館13階)

対象:

法学部同窓生ほか教職員、大学院生、他学部の卒業生

参加費:

無料

問合せ・申し込み: 

法学部同窓会会長
辻伸行(74法法)

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