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さいたまソフィア会大人の遠足(第11弾)開催報告(11月15日)
〜晩秋の地元さいたま市中央区「与野七福神巡り」~

2025年11月27日

11月15日は小春日和のとても過ごし易い一日でした。
今般の散策は与野七福神巡りを行いました。生憎インフルエンザが大流行していたため、参加者は18人とやや少なめでした。
与野は浦和と大宮に挟まれたエリアにありますので、知名度的には低い場所ですが、古くは鎌倉街道の羽倉道上に位置し、江戸時代には甲州街道の日野宿と中山道・奥州道を結ぶ脇往還の人馬継立馬として栄えました。また天保の記録によれば、江戸との交易もあり、明治期に入っても市場は盛んでした。その名残として街道脇の家並が通りから引き込んでいます。
今回の散策には、大宮観光ボランティア会の方が3名ガイドを務めていただき、丁寧に詳細な説明をしていただき、充実した散策ができました。

1.主な散策先
北与野駅に集合し、上町氷川神社を最初に見学し、鈴屋大堂までの七福神の寺社を見学。最後に七福神ではありませんが、樹齢1100年の国指定の榧(カヤ)の高木がある妙行寺を見学しました。
全行程の歩行距離5km・3時間でした。
2.蔵造の住宅
幕末から明治時代に建てられた蔵造りの住宅は少なくなりましたが、古い宿場の面影が残る本町通りをゆっくり見ることができました。
3.古刹 円乗院
七福神巡りの古刹円乗院(大黒天)は、鎌倉時代の武将畠山重忠が1190年代に道場村に創建したお堂を1600年頃に当地に移建したものです。
4.与野公園(バラ園)
明治10年(1877年)5月県内3番目の公園として開園しました。因みに1番、調公園(浦和調神社隣り)2番、成田公園(行田)4位、大宮公園(大宮)。与野公園は大宮公園より歴史があります。
与野公園は、バラ公園としても有名であり200種類以上のバラが咲き、5月のバラのシーズンには、多くの訪問者が訪れて、見事に手入れされたバラを楽しむことができます。今回は秋バラの見ごろは過ぎていましたが、何種類かのバラを愛でることができました。
このバラ公園のなかには、ヨハネ・パウロ2世の偉業を称えささげられた白バラ「ヨハネ・パウロ2世」が植樹されています。今回の散策では、花は見られませんでしたが、5月のシーズンには綺麗に咲き誇ってます。ちなみにヨハネ・パウロ2世ローマ教皇は1981年2月25日に上智大学を訪問されてます。突然の訪問にもかかわらず、教職員、学生、敬虔な信者、他大学の教育関係者等400人が集まったと記録されてます。

散策終了後、懇親会を兼ねた昼食を楽しみました。今回の散策に、11回連続参加者から初めての参加者まで、また女性も7人参加していただきました。参加者すべての方に感謝申し上げます。
これからも大人の遠足(散策)は年2回(春と秋)開催し、交流会を年1回開催する予定です。
ソフィアンの皆さん、ご家族、お友達もお誘いいただいて、ご参加し交流を深めていただければ、主催者として大変嬉しく思います。

さいたまソフィア会
会長 岡田 浩一(1978法法)

9:30 JR北与野駅に集合

名刹円乗院(大黒天)
鎌倉時代の武将 畠山重忠が創建したお堂を1600年に当地に移建

妙行寺の国指定の樹齢1100年の大榧の木

与野公園の秋バラ

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