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さいたまソフィア会大人の遠足(第8弾)開催報告
~『徳川家康に仕えた二人の武将ゆかりの地を巡る
-伊奈・上尾散策』~

2023年11月23日

11月4日、秋晴れの好天の下、さいたまソフィア会の大人の遠足第8弾を開催しました。ソフィアンとその知人総勢27名で、上尾市・伊奈町を散策しまた。
今回の主たる目的は、大河ドラマ「どうする家康」にも登場し、家康の家臣として仕えた二人の武将のゆかりの地の散策です。その二人とは、家康三大危機と言われる伊賀越えで家康を守った「西尾吉次」と治水で天才的な才能を発揮して江戸の繁栄の基盤を作った「伊奈忠次」です。
  スタートは、大宮駅からニューシャトル(埼玉新都市交通伊奈線)に乗車し、志久駅で下車。日本薬科大学を訪ね、日本でも珍しい漢方資料館を見学しました。漢方には、植物由来生薬、動物生薬、鉱物生薬の3つの区分があるとのことです。漢方に関する書籍や製剤、調剤器具なども展示されていました。短時間の見学でしたが、漢方による2千年の治療の奥深さに驚かされました。
    日本薬科大学を後にして、志久駅に戻り、同線丸山駅で下車。ボランティアガイドの方の説明も受けながら、埼玉県の指定史跡に指定されている「伊奈氏屋敷跡」を訪ねました。土塁や堀なども残っており、二の丸跡では出土品の案内看板により当時を偲ぶことが出来ました。広大な敷地跡の散策では森林浴を楽しめ、森林セラピー効果を感じることもできました。
ご夫婦手作りの昼食とビールで少々喉を潤した後は、原市公民館にて、伊奈忠次、忠治親子よりほぼ100年後の、1620年代に井沢氏により構築された見沼代用水の遺構、瓦葺の樋跡の説明を受けました。この遺構も明治時代の大変重要な文化財でもあります。
続いて、江戸中期(天明)から商いを続けている「山本屋又右衛門」、現在は、カフェ・ギャラリーとして人気を博しています。七代目オーナーより直接お話を伺うことができました。歴史ある「山本屋又右衛門」に思いを馳せ、往時を思い起こすことがでできました。
終盤は、日野原重明先生ゆかりの日野原記念上尾教会を訪ね、当協会牧師から神様の説かれる「愛と希望」についてのお話は、とても心に響きました。最後に西尾氏の歴代の大名の墓がある曹洞宗妙厳寺を見学し、全行程の散策を終了しました。
11月にしてはやや汗ばむ気候でしたが、約2万歩の長距離を、元気に散策することが出来ました。参加者の皆さんに心から労いと感謝の気持ちを伝えたいと思います。また次回の散策にも、是非参加していただければと存じます。

文責:さいたまソフィア会会長 大島誠一郎(1977法法)

出発はニューシャトル大宮駅

日本薬科大学 漢方資料館を見学

伊奈氏屋敷跡森林の中の散策

伊奈氏屋敷跡裏門

日野原記念上尾栄光教会から歓迎されました

日野原記念上尾栄光教会の中の様子

江戸中期より続く「山本屋又右衛門」
(現在はカフェ&ギャラリー)

さいたまソフィア会の旗
(コバトンは埼玉県のマスコットキャラクタ-)

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