金祝燦燦会:
第15回留学生俳句コンテスト(2024年秋/冬編)の表彰式をZoomで開催しました
2025年02月05日
金祝燦燦会は、恒例の留学生による第15回俳句コンテスト2024秋/冬編の表彰式を前回と同様Zoomによるオンラインで1月17日(金)に開催しました。
今回も11の国と地域の留学生17名から全49句の応募があり、表彰式は学生・先生方の出席し易いよう昼休み時間を使って行われ、金祝燦燦会畔柳会長(1968 理物)の主催者挨拶に続き毎回ご出席を戴いているサリ理事長始め杉本学生局長及び永野学生センター長からそれぞれ留学生に寄り添った英語でのご挨拶を戴きました。なおご欠席の永野学生センター長のご挨拶は、予め戴いた原稿を金祝燦燦会初めての試みとしてのAIによる合成音声によって紹介させて戴きました。
式はPPT画面をZoom参加者の各PC画面上で共有し、その画面に応じ受賞作者の紹介(母国、所属学部など)後本人が受賞作品を朗読し、畔柳会長より画面上にて賞状・賞金が授与され、いつも乍らのなかなか臨場感のある表彰式となりました。
英語俳句部門では12句の応募があり、元学長カリー先生、FLA(国際教養学部)学部長ユー先生、FLA教授トンプソン先生及びソフィア俳句会の吉迫氏(1973 国際)に選考を戴きました。3名の先生方からは各人への賞状授与直後にそれぞれの受賞句について的確で印象的な講評を戴きましたので、受賞留学生は賞金・賞状の授与の喜びと共に英語" Haiku " への知見がより深まってきているように見えました。
日本語俳句部門では37句の応募があり、ソフィア俳句会メンバーの10名の方々に選考をお願いしました。今回表彰式にはご欠席でしたが、ソフィア俳句会代表の根来氏(1980 文国)からは予め録音と画像にて戴いていた各受賞句に対しての的確で素晴らしいご講評を戴きました。今回特に受賞句も含めて全体的に俳句らしい優れた" 俳句Haiku "の応募が増えてきたような印象があり、" Haiku "の国際的な広がりも垣間見るようでした。
続いて、本俳句コンテストの呼び物でもある金祝燦燦会の谷地元氏(1969 外露)による英語俳句受賞作品4句及び翻訳者特別賞1句の和訳句が披露され、その解説も戴きました。
最後に金祝燦燦会石川副会長(1965 外英)による留学生に対する友情のこもった英語での挨拶にて終了いたしました。
英語俳句部門の最優秀賞は中国出身のチェン・ミンチェンさん、優秀賞はフィリピン出身のフランシーヌ・ジュアンさん、佳作賞はインド出身のチトラ・テイルマライサーミさんとブラジル出身のペドロ・パデューラさんに贈られました。なおフランシーヌ・ジュアンさんは今回の翻訳者特別賞も受賞されました。
また日本語俳句部門では、最優秀賞はフィリピン出身のグチェレズ・ルデーニャさん、優秀賞は台湾出身のルー・チェンイェンさん、佳作賞は中国出身のチャン・インインさんとロシア出身のキム・ハフィゾフさんがそれぞれ受賞されました。
最後に英語俳句の最優秀賞作品およびその和訳句、日本語俳句の最優秀賞作品、更には翻訳者特別賞作品とその和訳句を披露いたします。
英語俳句最優秀賞: |
Footsteps in the snow |
日本語俳句最優秀賞: |
見上げれば 君との空に 紅葉舞う (グチェレズ・ルデニャさん作) |
翻訳者特別賞: |
season changes with |
以上
(文責)金祝燦燦会 後藤 洋(1968理物)

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