金祝燦燦会:
第14回留学生俳句コンテスト(2024年春/夏編)の表彰式をZoomで開催しました
2024年07月31日
金祝燦燦会は、留学生による第14回俳句コンテスト2024春/夏編の表彰式を前回に引き続きZoomによるオンラインで7月10日(水)に開催しました。
今回も14の国と地域の留学生25名から全71句の応募があり、表彰式は学生・先生方の出席し易いよう昼休み時間を使って行われ、金祝燦燦会畔柳会長(1968 理物)の主催者挨拶に続き毎回ご出席を戴いているサリ理事長から英語でのご挨拶を戴きました。
今回、残念ながらZoom操作の不慣れから何名かの受賞留学生がZoomに入れず表彰式に立ち会えなかったこと、学生センター長の永野教授も同様の事情でご挨拶を戴けなかったアクシデントがありましたが、学生センターのサポートも戴き無事に表彰式を進めることが出来ました。
式はPPT画面をZoom参加者の各PC画面上で共有し、その画面に応じ受賞作者の紹介(母国、所属学部など)後本人が受賞作品を朗読し、畔柳会長より画面上にて賞状・賞金が授与され、Zoomながらもなかなか臨場感のある表彰式となりました。
英語俳句部門では42句の応募があり、元学長カリー神父様、FLA(国際教養学部)学部長ユー先生、FLA教授トンプソン先生及びソフィア俳句会の吉迫氏(1973 国際)に選考を戴きました。両先生には各人への賞状授与直後にそれぞれの受賞句について印象的な講評を戴きましたので、従来にも増して受賞句毎の感動も大きかったようでした。
日本語俳句部門では29句の応募があり、ソフィア俳句会メンバーの10名の方々に選をお願いし、選者のお一人でもあるソフィア俳句会代表の根来氏(1980 文国)から同様に賞状授与直後に各受賞句に対して的確なご講評を戴きました。
続いて、本俳句コンテストの呼び物でもある金祝燦燦会の谷地元氏(1969 外露)による英語俳句受賞作品5句及び翻訳者特別賞1句の和訳句が披露され、その解説も戴きました。
最後に金祝燦燦会石川副会長(1965 外英)による留学生に対する友情のこもった英語での挨拶にて終了いたしました。
英語俳句部門の最優秀賞はアメリカ出身のマシュー・コブリックさん、優秀賞はフィリピン出身のゴー・キュアさん、佳作賞はオーストラリア出身のニコラス・タンさんとメキシコ出身のセバスチャン・サンスさん及び同じくメキシコ出身のナヴァロ・マルリーネさんの3名に贈られました。
また日本語俳句部門では、最優秀賞は中国(香港)出身のマー・チェウクワイさん、優秀賞はフィリピン出身のグチェレズ・ルデニャさん、佳作賞はフランス出身のセシル・ジョソヴェクさんと韓国出身のパク・ソヒさんがそれぞれ受賞されました。
更に今回の翻訳者特別賞はアメリカ出身のレイラ・チャップマンさんに贈られました。
最後に英語俳句と日本語俳句の最優秀賞作品およびその和訳句、更には特別賞作品とその和訳句を披露いたします。
英語俳句最優秀賞: |
Sun-dappled stones rest |
日本語俳句最優秀賞: |
花火咲く 刹那撮れども 燃え尽くす |
翻訳者特別賞: |
Grinning ear to ear |
以上、
(文責)金祝燦燦会 後藤 洋(1968 理物)
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