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金祝燦燦会:
第12回留学生俳句コンテスト(2023年春/夏編)
の表彰式をZoomで開催

2023年08月02日

 金祝燦燦会は、留学生による第12回俳句コンテスト2023春/夏編の表彰式を前回に引き続きZoomによるオンラインで7月18日に開催しました。
 今回も10の国と地域の留学生19名から全55句の応募があり、表彰式は学生が出席し易いように昼休み時間の1時間のみを使って行われ、毎回ご出席を戴いているサリー理事長および曄道学長には今回もご臨席戴いた上でそれぞれ貴重なお言葉を戴きました。
 途中での出入りはあったものの応募留学生、及びその他学院・大学からも多くのご来賓の方々のご出席があり、また燦燦会からの出席者を含めて盛況の中で行われました。
 式は前回同様にPPT画面でのスライド形式で行われ、出席者の各PC画面上に日本語俳句の入選作5句、および英語俳句の入選作5句が次々と発表されると、その場面に応じ留学生本人による自句の朗読後に金祝燦燦会畔柳会長(1968 理物)からは画面上にて賞状が授与され、あたかも表彰式の実況放送を観ているような臨場感のあるものでした。 また受賞者には後ほど賞状が手渡され、またそれぞれの賞金が振込まれることが伝えられました。
 続いて本俳句コンテストの呼び物の一つとなっている金祝燦燦会の谷地元氏(1969外露)による英語入選作品の和訳句が披露されその解説をして戴きました。
 またその後、英語俳句の選者で今回残念ながらご欠席の元学長カリー神父様からの入選句へのご講評の紹介。 それに続き、同じく選者のFLA国際教養学部学部長ユー先生からは入選句1句1句に対する感動的なご講評を戴きました。
 なおその他英語俳句の選はソフィア俳句会の吉迫氏(1973 国際)にもお願いしました。
 日本語俳句の選は今回もソフィア俳句会の皆さまにお願いしましたが、英語俳句に続き日本語俳句の入選5句に対する的確で素晴らしいご講評は、今回初めて選者のお一人でもあるソフィア俳句会代表の根来氏(1980 文国)から戴きました。
 最後に金祝燦燦会石川副会長(1965 外英)からの締めの挨拶にて滞りなく終了しました。

  日本語俳句部門の最優秀賞は台湾出身のチェン・ジーさん、優秀賞は中国出身のリュウ・イクギュウさん、また佳作賞はアメリカ出身のマリア・ブレーシングさんと同じくアメリカ出身のデビッド・レークマンさん、更に中国出身のキョ・ギハンさんの3名に贈られました。
 また英語俳句部門では最優秀賞は中国出身のリン・ヘイツエンさん、優秀賞はドイツ出身のサンデイ・ヘビグさん、佳作賞にはオーストラリア出身のコナー・ローズさん、ドイツ出身のイレーナ・トーマンさん、及びマルタ出身のジョルダン・デ・ボノさんがそれぞれ受賞しました。 更に別途、最優秀賞のリン・ヘイツエンさんには併せて、そして今回は選に漏れたミクロネシア出身のニコラス・ウントウンさんにも英語俳句の翻訳者特別賞が贈られました。
  最後に日本語俳句と英語俳句の最優秀賞作品及びその和訳句を披露いたします。


日本語俳句最優秀賞 

終焉の 打ち上げ花火 夢現 (チェン・ジーさん作)

英語俳句最優秀賞

One minute away from being late,
my footsteps move like torrential rain
rushing into the summer ground. (リン・ヘイツエンさん作)
和訳: あと一分 夏のどしゃぶり わが足音は


(文責)金祝燦燦会 後藤 洋(1968 理物)

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