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金祝燦燦会:
恒例の俳句コンテストの表彰式をZoomで開催

2022年01月24日

 金祝燦燦会は、当初、図書館の会議室での開催を予定していた「第9回俳句コンテスト2021秋/冬」の表彰式を、急遽、Zoomによるリモート表彰式に切り替え、1月14日に開催した。表彰式には、曄道学長、サリ総務担当理事、柳澤学生局長他学院・学校から多くの方の参加があり、留学生は入賞者を中心に11名が参加、総勢37名の盛会となった。
 表彰式では、日本語の俳句が佳作から順番に画面いっぱいに表示され、濱口会長が4名の入選者一人ひとりに画面に表示された賞状を「授与」、そして、受賞者が自分の句を2度ずつ朗読した。日本語を母国語としない留学生がここまで日本語を咀嚼して理解し、すばらしい俳句を作れるということは大変な驚きである。機会があれば日本人の学生にも紹介したい。英語の俳句は5句が入選し、日本語の俳句と同様に入選者が朗読した後、燦燦会会員の江澤健二氏(1960文英)により今や燦燦会の俳句表彰式で一番の見せ場となっている感がある英語俳句の和訳が披露され、皆で見事に日本語になった俳句とオリジナルの英語の俳句を比べながら感嘆し、心から楽しんだ。その後、ウィットマー先生による英語句の講評、そして、柳澤局長による、日本語句の講評が行われた。
 表彰式が終了した後、参加した留学生から俳句に詠まれた心象風景が報告されたり、字余りについての質問や、留学生同士の会話がはずみ、校歌で始まった2時間余りの表彰式が和やかに終了した。
 コロナ禍により、2019秋/冬以来の開催となり、11月1日~12月15日の応募期間であった。これまでの学生とはほとんど入れ替わり、初めての留学生ばかりとなった今回、9か国(アメリカ、インドネシア、中国、東チモール、フィリピン、韓国、スイス、ベトナム、ブラジル)から日本語俳句17句、英語23句の合計40句の応募があった。日本語俳句の入賞者は、最優秀賞にスイス出身のラヒヤーニ・ミリヤム・ヤスミンさん、優秀賞に韓国のキム コンハクさん、佳作賞 アメリカのアレクサンダー ランディスさんと中国内モンゴル出身のタナさんが受賞された。 英語俳句は最優秀賞 アメリカのモリモト マリッサ エミさん、優秀賞 フィリピンのアシス エドワード ルゴさん、佳作賞 フィリピンのアリザ アブラールさん、ベトナムのゴー ミン ハンさん、もう一人、韓国のオ ミニョンさんが受賞された。

宇多寛而(1967外西)




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