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上智大学初のプロ野球指名選手
正木悠馬さんとの対談

2026年01月23日

 2025年12月19日ソフィアンズクラブに於いて、プロ野球ドラフトで埼玉西武ライオンズに指名された正木悠馬(経済学部経営学科4年生)さんと対談を行ないました。

 1月の自主トレ、2月からのキャンプインを前に、正木選手と硬式野球部監督の吉田裕(1980経経)さんに中島大輔(2002外葡:フリーライター)さんからインタビュー形式で、上智大学に入学するまでの生い立ち、上智大学に入学して大きく飛躍していった経緯、ドラフト指名を受けての現在の心境など1時間半にわたり色々な話を聞くことが出来ました。
 対談の内容について概略を下記の通り報告いたします。

スポーツや勉強に限らず、自分で考えてやり抜く力はアメリカで鍛えられたと思います

 正木さんは父親の仕事の関係で1歳から小学校1年生までをアラスカで、中学校2年生から高校卒業までをシアトルで過ごしました。小学校2年生で帰国して野球を始め、中学校で練馬ボーイズに所属するも再び渡米し、ワシントン州で過ごすことになりました。春夏に野球、秋冬はバスケットボールやクロスカントリーなどをしていたそうです。
 アメリカの野球は選手たちがこれをやりたいと意見を出し合い、話し合って決めていくそうです。「アメリカでは自分から行動を起こさないと、何も始まりません。チームの練習もそういう形が多かったので、考える力も自然と身についていきました。初めて投手を務め、自分主導で始まるポジションでわかりやすく楽しかった。」
 そのポジションに出会えた事が、今につながっています。

楽しめればいいと野球部に入部

 自主練中心で純粋に野球が好きでアメリカ在住時の延長線上に感じられ、のびのびプレーすることが出来ました。投手を本格的に始めると球速140km/hをマーク、秋になると投手陣の一角に名を連ねるようになり、更にレベルアップを図るために2年生からウエイトトレーニングを本格的に始めるようになった。併せて、いろいろな動画を見て、試しながら自分に合う体の使い方を捜し続けた。地道に筋トレを続けた結果、持ち上げられる重量が着々と増えていき、何かがはまれば絶対もっと出せるんだと思い続けてきたそうです。
 その結果、春季リーグ開幕前のオープン戦で自己最速となる球速153km/hを計測、視察に来るスカウトが増えていった。

失敗しても戻ってこられる

 そして2025年秋、西武から育成指名を受ける。正木選手は「少しでも可能性があるなら失敗してもいいから挑戦し続けるタイプです。失敗しても戻ってこられるという自信があります。自分を信じてやり続けられないとうまくいかないと思います。結局は自分次第。そこだけは今後もブラさないでやっていきたいなと思います。」と決意を述べました。
 大学から投手を本格的に始め、独学で取り組んできた正木選手はプロの恵まれた環境に飛び込んだら、どのように成長していくのか。前例のないチャレンジだけに今後の活躍を大いに楽しみたいと思っています。

 1月7日から新人合同自主トレが始まりました。正木選手は入団発表の時に英語で挨拶をして一躍注目を浴びています。正木選手の存在をありがたがっているのが外国人選手たちだそうです。デビュー前から上智らしさをのぞかせています。

 学生支援・奨学金委員会の課外活動支援金の継続的な支援活動をしていく中で、この歴史的な快挙が生まれたことを機会に学生と卒業生の繋がり、連帯感をより深くしていく事になればと考えて企画いたしました。

学生支援・奨学金委員会
小川利明(1972経経)