上智大学法学部同窓会主催
第22回セミナー「法と実務の最前線」
のご案内 7月25日(火)
2023年07月11日
掲題の件について、次のとおりご案内いたします。
今回の講師は本学法学部OBでもある法学部教授、梅村 悠先生にお願いしております。
テーマは、近年、大きな議論を呼んでいるスチュワードシップ・コードにおけるサステナビリティ(ESG)の位置づけにかかわるもので、梅村先生からはセミナーに先立って、次のようなコメントをいただいています。
<英国ではESGがスチュワードシップの定義に明記され、日本でも運用戦略に応じたサステナビリティ(ESG要素を含む中長期的な持続可能性)の考慮がスチュワードシップ責任の定義等において言及されています。
他方で、米国を中心に、ESGはビジネスに正義を持ち込む活動であるとして、これを「Woke(社会正義に目覚めた)資本主義」と呼び、偽善的とそしる声が大きくなっています。
このような反ESG論者の主張のように、ESG要素自体、企業の利益に影響せず、また、社会問題解決を民間部門の取組みに求めるのは筋違いなのでしょうか。
本報告では、英国コードを積極的に評価する立場から、責任ある機関投資家に求められる役割について検討いたします。>
なお、今回は、いわゆるハイフレックス方式(対面とオンラインの併用)による開催で、講師もオンラインでお話しいただきます。参加ご希望の方のうち、オンラインを望まれる場合は、申込み時にその旨を記入していただきますようお願いします。遅くとも開催日の3日前までには、Zoomミーティング情報を個別にご連絡します。
記
日 時: |
2023年7月25日(火) 18:30~20:00 |
会 場: |
2号館203教室(法科大学院法廷教室)~ハイフレックス方式~ |
テーマ: |
プラネタリー・スチュワードとしての機関投資家の責任―日英スチュワードシップ・コードの比較を通して |
講 師: |
梅村 悠 氏(上智大学法学部教授。法法2001卒) |
対 象: |
法学部卒業生のほか、教職員、大学院生、他学部の卒業生 |
参加費: |
無料 |
問合せ・申込み: |
hougakubu-alumni[at]sophiakai.gr.jp |
皆様のご参加をお待ちしております。
法学部同窓会
矢島基美(1980法法)


