法学部同窓会(SLA)がセミナーシリーズ第11回を開催-2018.1.24(水) テーマは「大改正」時代の民法典―民法の中の弱者と強者
2017年12月22日
上智大学法学部同窓会(SLA)は、セミナーシリーズ「法と実務の最前線」(第11回)を2018年1月24日(水)18:30から法学部大会議室(2号館13階)で開催します。テーマは「大改正」時代の民法典 ―民法の中の弱者と強者。
講師は大塚智見 本学法学部准教授です。
今回のセミナーの主旨について、講師の大塚智見准教授は次のように述べています。
「2009年に始まった民法改正作業は、債権に関する条文の全面的な見直しを目的としていました。この民法改正法は、およそ8年の審議を経て、2017年5月26日に可決成立し、6月2日に公布され、あとは施行を待つのみとなりました。この改正は「大改正」であると評されることもありますが、当初目指されていた「大改正」が実現されなかったとの評価も多く見受けられるところです。
このセミナーでは、民法の何が変わり、何が変わらなかったのかを、改正審議の性格にも触れながら解説していきます。特に、消費者保護、約款、保証といった弱者保護規定を中心に扱い、そもそも民法典とは何者なのかを考えてみたいと思います。」
この企画は、主に、民間企業や官庁などにおいて法律関係の実務にたずさわっている法学部同窓生や、学問研究をおこなっている法学部所属教員を講師としてお迎えし、昨今の立法事情、行政運営、判例の動向など踏まえつつ、できるだけホットでタイムリーな話題を取り上げ、解説なり検討なりを加えていただこうとするものです。
専門性に富んだテーマが展開していくことになりますが、"法と実務の最前線"に接することのできる良い機会ですので、分野を超えた多数の方のご参加を期待しております。
記
日 時: |
2018年1月24日(水) 18:30~20:00 |
場 所: |
法学部大会議室(2号館13階) |
対 象: |
法学部同窓生ほか教職員、大学院生、他学部の卒業生 |
参加費: |
無料 |
問合せ・申し込み: |
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法学部同窓会会長
矢島基美(1980法法)
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