「語り伝えたいこと」～次代に引き継ぐスピリット
－ 岩手ソフィア会総会開催報告 －
2014年12月04日
11月29日(土)、盛岡市中心街にあるホテルメトロポリタン盛岡におきまして、平成26年度岩手ソフィア会総会・記念講演会・懇親会を開催いたしました。
当日は、来賓としてソフィア会本部から石川雅弥副会長、山﨑渉事務局主事、八戸ソフィア会から堀憲一会長のお三方のご出席をいただき、会員27名を加え、計30名のご参加となりました。
総会では、石川副会長より来賓ご挨拶をいただき、最近のソフィア会の動向と母校の目指す方向について理解を深めることができました。
議事では、今年が役員改選期でもあることから、会長以下役員、幹事、顧問について、退任申出があった方以外の皆さんの重任と監事及び幹事各1名の新任を承認しました。
記念講演会では、「語り伝えたいこと」と題し、今年3月まで岩手県教育長を務められた菅野洋樹さん(52年法法卒 現公益法人理事長)から講演をいただきました。
岩手県においては、青森・岩手県境不法投棄事件では全量撤去による原状回復に13年を要したこと、旧松尾鉱山鉱毒水問題では北上川清流維持に終わりなき中和処理が求められていることなどを契機に、将来に禍根を残さず、過ちは繰り返さないことを基本とする制度整備を進めてきたこと、さらに、東日本大震災被災体験の伝承を形骸化させないとの決意から、"いきる" "かかわる" "そなえる"を基本価値とした独自の復興教育を進めていることについて、出席者一同、認識を新たにすることができました。
懇親会では、父娘での出席となった川村芽衣さん(H24文史、父は川村俊彦さん(S59理化))と大槌町で復興事業に取り組む内野恵美さん(H21比文)から初参加の挨拶をいただいたほか、会場のそこここに懇親の輪が広がり、大いに盛り上がりました。
中締めでは、町田りん さん(S53文新)から、さりげなさを装いながら随所に確かな地歩を記すソフィアンを好ましく誇りに思うとの挨拶が述べられた後、来年の再会を約しつつ閉会いたしました。
竹内喜男(1979法法)
岩手ソフィア会の最新情報
2023年12月06日 |
|
2023年09月26日 |
|
2023年01月30日 |
|
2022年12月06日 |
|
2022年02月22日 |