"ソフィアワインでバトンタッチ！"
シドニーソフィア会 会長交代 (2023年3月）
2023年03月23日
3月上旬、残暑の続くシドニーで、日本への帰国が決まった下前原博会長（1990法法）の送別会が開かれました。2020年11月の会長就任以来、シドニーソフィア会を盛り上げてくださった下前原会長を、新会員を含む11人が囲みました。
5年前のシドニー赴任直後にシドニーソフィア会に入会した下前原さん。当時の率直な印象は、「盛り上がりが足りない」。そうした中で、ホームパーティーを含め、会員が集まる機会をたびたび作り、ベテラン会員から若手の新会員まで、名簿登録者20数人のうち、常に半数あまりが集まるにぎやかな会になりました。
下前原会長は、「ビジネスコミュニティとは異なり、『上智』という1つの共通の話題があるのが、ソフィア会の良いところ。シドニーソフィア会での出会いは、私のシドニー生活にとってかけがえのない存在だった」と振り返りました。
会の締めくくりにテーブルに登場したのは、校章の鷲のラベルが貼られた、ソフィアワイン。下前原会長のシドニー駐在中に上智大学に入学し、"2代目ソフィアン"となった娘さんが、昨年末にシドニーに遊びに来た際、持ってきてくれたそうです。
後任には松崎真紀新会長（1989外独）が就任。松崎新会長からは、「仕事のしがらみのない、楽しく集まれる会を続けていきたい」と意気込みが語られました。
下前原会長の前回のオーストラリア駐在は、20年前。当時オーストラリアは、中国との経済関係を重視する国でした。20年たった今、これまで化石燃料が中心だったオーストラリアのエネルギー業界は、水素など次世代エネルギーに舵を切りつつあり、そのパートナーとして注目されているのが、日本です。
オーストラリアと日本のさらなる関係強化が期待される中、下前原さんには「シドニーソフィア会東京支部長」として、引き続きソフィアンのまとめ役となってほしいと、参加者一同、エールを送りました。
松崎新会長のもと、新たなシドニー・ソフィアンの出会いが広がっていくのが、とても楽しみです。
青木緑（2010外露）
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