アイルランドソフィア会:ドナル・ドイル神父様 叙階50周年祝賀週間報告(2)
2015年09月17日
ミサで朗読された日本語の朗読は、お父様の手紙をこの日ちょうど結婚40周年を迎えられた有馬啓介さんが、そしてお母様のお手紙は長年アイルランドにお住まいの織田智恵さんが担当されました。船ではるばる旅する時代に、大切な若い息子を遠い未知の国・日本へ送り出したご両親のお気持ちの切々とあふれる言葉が誠に感動的でした。お説教で神父様は「このチャレンジに飛び込む若い自分の心を想い出すと不安でいっぱいだったけれども、この年月を振り返れば《出逢いencounter》の大切さに支えられました」と話されました。
わたしたちが上智大学でドイル神父様の教えを受けることができたこと、またアイルランドでもこうして一堂に会する機会をいただいた素晴らしい出逢いの不思議は、やはり神様の計画なさったことと思わずにはいられません。
ミサの後、クロダさんのご子息(神父様の甥御さん)フィリップさんのお宅で開催された祝賀パーティーには、ご親戚やご友人がたくさんおいでになり、2011年まで2期14年間に渡ってアイルランド大統領であったメアリー・マッカリースMary McAleeseさんの姿もありました。長年にわたって日本とアイルランドとの友好に貢献された神父様への尊敬と親愛のあふれる雰囲気でした。
8月27日(木)先輩方のアイルランドご滞在を締めくくる夕食会では、アイルランドソフィア会の9名と日本からの先輩方11名、子どもさんたちもご一緒にドイル神父様を囲み、世代を越えてお話に花が咲きました。この特別なお祝いを、こうして和やかに楽しく喜び合うことができたことは誠に光栄です。アイルランドソフィア会一同、ソフィアンのつながりにあらためて感謝しております。
なお、ドイル神父様はこのたび、アイルランド大統領殊勲賞 The Presidential Distinguished Service Awardsを受賞されました。海外のアイリッシュコミュニティーの推薦により、芸術・文化・スポーツ・ビジネス・教育・人道支援など諸分野で最もアイルランドに貢献した人に贈られる名誉ある賞です。
あらためて心よりお祝い申し上げます。
これからも私たちソフィアンの心のよりどころとして、いつまでもお元気でいていただきたいと願っております(おわり)。
文責:アイルランドソフィア会
ウォーカー美津枝(1988外露)、田中幸子(1982外仏)
ご両親と若き日の神父様、そして叙階された後、
お母様に祝福をされる神父様。
8月26日(水)ミサのあと、枝川葉子さんと岡山康子さんから
日本のご友人の寄せ書きをプレゼントされました。

8月27日(木) 学生のときの成績表を持ってきた
松尾珠実さん(中央、ダブリン在住)と談笑。
8月27日(木) ドイル神父様のお祝い夕食会に集まった、
アイルランドのソフィアンたち(9名)と日本から訪問された
先輩方、ご家族の皆さん。

叙階50周年記念にドイル神父様から配られたカードには、
ダブリンのグランド・カナルの運河沿いの緑溢れる道
(ご自身が撮影の写真)とイザヤ書のことばが記されてあります。
主よ、あなたは我らの父。
わたしたちは粘土、あなたは陶工
わたしたちは皆、あなたの御手の業。 (イザヤ書64.7)
Lord, you are our Father.
We the clay, you the potter.
We are all the work of your hand. (Isaiah 64.7)

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