ポルトガル語学科同窓会:
現地とつなぐオンライン・ミーティング
「ローシャイタ先生が始めたブラジルの子供支援」
開催報告
2021年02月25日
開催日:2021年2月6日(土) 20:00 ~ 21:10
参加者(スピーカー):
◇ Fé e Alegria RS 総コーディネーター: ヴィセンチ ゾルゾ神父 (イエズス会)
◇ 自立支援コーディネーター:ブラザーエディルベルト デ カストロ フェイトザ(イエズス会)
◇ 日本における活動メンバー: 角 智織 (1986卒)、岸本 恵美 (1986卒)
◇ モデレーター・通訳:角 智織 (1986卒)
開催主旨:
2007年ローシャイタ先生が支援を始めたFundação Fé e Alegria do BrasilのRio Grande do Sul 支部とオンラインで繋ぎ、子ども支援施設の紹介と、コロナ・パンデミック下での現状報告を聞き、ローシャイタ先生の遺志を皆でつなぐべく、支援へのよびかけを行う。
今回の企画は2007年よりローシャイタ先生が始められたこの支援活動について、より多くの人達に知っていただくために行いました。ローシャイタ先生を知らない卒業生、現役学生の方々にもローシャイタ先生の経歴と先生が遺された'おもい'をお伝えしました。
『ブラジルの子供たちとクリスマスの喜びを分かち合いましょう! ~子供たちがよろこぶから~』
祖国ブラジルの貧困家庭の子ども達やStreet childrenに対するローシャイタ先生の'親心'から始まったこのクリスマス献金を、先生亡き後、ポルトガル語学科設立前の夜間学校で学ばれた一人のご婦人が引き継いでくださっていました。 2014年、学科設立50周年を機に、今度は学科教え子が引き継がせて頂きました。 お礼を兼ねて、近年の活動についてご報告いたしました。
支援先の施設である、ブラジルRio Grande do Sul州にある、Fundação Fé e Alegria から今回初めて直接話を聞くことができました。責任者のPadre Vicente Zorzo師、Diretor Ir. Edilberto 師ともに大変陽気で優しく、活動について話してくれました。 Padre Vicente Zorzo, SJ神父
Ir. Edilberto de Castro Feitosa, SJブラザー
支援の対象は、貧困地域の子供達、青少年、そして高齢者へと広がっています。
基本的な生活をサポートするとともに、教育を通じて子供達に生きる喜びを取り戻し、社会参加するための様々なプロジェクトを展開しています。アートワークショップなどを通じて、弱い立場にある子供達が心を開くとき、その訴えを聞き理解してあげることで、子供達が自信を取り戻せるように導いているそうです。
パンデミックにより社会的弱者の困難は更に増しています。貧困や劣悪な生活環境に育つ子供達が将来への夢を持ち希望を抱いて生きて行けるようサポートは続きます。 募金だけではなく、子供達の話し相手になってあげたり、共に時間を過ごしてあげる、(Apadrinhamento)などによる支援も行われています。
ローシャイタ先生のご遺志を引き継いだ私達の活動が、現地の子ども達の将来の夢と希望の架け橋の一部となる様、また、今回のオンライン・ミーティングをきっかけに、現地との交流が更に深まる様に、これからも地道にこの活動を続けていきたいと思います。
今後も活動報告等の機会を持ちたいと思っております。引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
角 智織(1986 外葡)
ご視聴はこちらのリンクより:https://youtu.be/dTLWrAHXjRk
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