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ヨゼフ・ピタウ先生の追悼演奏会を終えて-グリークラブOB合唱団が演奏会を開催

2015年10月07日

上智大学グリークラブOB合唱団は9月13日、元学長、ヨゼフ・ピタウ先生の追悼演奏会「CONCERT2015~EE.DD.Joseph Pittau S.J.Memorial」を開きました。会場の杉並公会堂(東京都杉並区)はほぼ満員で、ピタウ先生への愛と感謝を男声合唱のハーモニーに乗せて天国へと届けました。
ピタウ先生は上智学院理事長、上智大学学長だった1968~81年の13年間、上智大学グリークラブの顧問を務められました。上智に関わっておられたほとんどの間、グリークラブを導いて下さったわけです。昨年末の帰天から約9カ月後でしたが、2008年に新設されたOB合唱団として2回目となる単独演奏会をそのご恩に報いる機会としたのです。
冒頭には、ピタウ先生が大好きだった上智大学校歌を演奏。最初のステージ「Sophians' Five Prayers」は宗教曲5曲からなる追悼ステージで、在りし日のピタウ先生の写真をスポットライトが照らします。「慈しみと愛のあるところに神はおられます」と歌う最初の曲「Ubi caritas」は、演奏曲目としてでなくピタウ先生への献歌にし、指揮者を馬蹄形に囲むように並び、歌声は祈りを込めて天へ向けられました。
ほかのステージは、日本独自の芸術と西洋音楽を融合させた男声合唱組曲「沙羅」。そして上智大学グリークラブ第30回記念定期演奏会のため多田武彦氏に委嘱し、1978年12月に初演された男声合唱組曲「雪国にて」。演奏会で配ったアンケートを見ると、おおむね高い評価を得られたようです。賛助出演の上智大学女声OG合唱団による「女声合唱とピアノのための 『冬が来た』」なども華を添えてくれました。
ホールのロビーにはピタウ先生の写真パネルが並び、プログラムにもスクーターにまたがった珍しいカットなどを見開きで掲載しました。合唱と併せて会場全体で、ピタウ先生への思いを共有できたと感じています。
そしてこれからもより高いレベルの音楽を目指すとともに、合唱を通じて母校に、地域に貢献していく意志を新たにしました。私たちの歌を聴いていただければ幸いです。

上智大学グリークラブOB合唱団代表・山本 修司(1986文新)

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