ドイル先生をゲストスピーカーに迎え「ピタウ先生を語る会」第1回を開催
2015年02月25日
ヨゼフ・ピタウ大司教(元上智大学理事長/学長)が2014年12月26日に帰天されたことで、2006年1月から毎月開催してきた「ピタウ先生が語る会」は会の名称を「ピタウ先生を語る会」と改め、2月14日の聖バレンタインデーに第1回を開催しました。
当日は13:30から四谷キャンパス紀尾井坂ビル5階の会議室で、ドナル・ドイル先生をゲストスピーカーに迎え、ピタウ先生とのかかわり、エピソードなどをお話いただきました。ドイル先生は、1952年に来日されたピタウ先生のあとを追うように1958年に来日、ピタウ先生と同様に田浦のカトリック横須賀三笠教会で日本語を学び、栄光学園で教えたという経験をお持ちです。
ドイル先生は「ピタウ先生は、いつでも、誰にでも『チャオ』と声をかけられました。これは、今は普通に挨拶の言葉として使われていますが、本来はヴェネチアの古い言葉で、もともとの意味は『私はあなたの奴隷です。しもべです』というものです。ピタウ先生は、目の前の人たちの中にキリストを見出し、いつも『私はあなたのしもべです』と声をかけられたのです。つまり、私はいつも仕えるためにあるということです。彼はすべてにおいて愛し、仕える人でした」と、日常生活でのやりとりなどからピタウ先生の人間像を紹介されました。またピタウ先生が大司教に叙階されたとき、ドイル先生のお母様がお祝いのレターを送ったところピタウ先生から返事の手紙が届き、それをアイルランドの実家で見つけたことなどをお話されました。
ドイル先生のお話の後は、会のメンバーである有馬啓介さんの解説つきで「ピタウ大司教叙階式」のDVDを視聴、その後用意した軽食や差し入れなどの懇親会へと移りました。当日は約50人が参加、会場の関係から参加申し込みを断るという盛況ぶりでした。
今後、ピタウ先生を語る会は偶数月の第1または第2土曜日に開催していく予定です。開催案内はソフィア会メールニュースでお知らせいたしますので、未登録の方はご登録をお願いいたします。
「ピタウ先生を語る会」代表 枝川葉子(1972外独)




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