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上智大学グリークラブOB合唱団が関西学院グリーOB「新月会」と交歓演奏会を開きました

2014年03月31日

上智大学グリークラブOB合唱団は関西学院グリークラブOB合唱団「新月会」と3月9日、杉並公会堂で交歓演奏会を開き、男声合唱組曲「富士山」を合同演奏するなど、満員の聴衆から喝采を浴びました。

グリーOBと新月会の合同ステージ「富士山」

ステージでは、上智が「The Student Prince」(Dorothy Donnelly作詞・Sygmund Romberg作曲・北村協一編曲)を団員・篠﨑新一の指揮で、新月会が男声合唱曲「島よ」(伊藤海彦作詩・大中恩作曲)を団員・山田真也指揮で単独演奏したほか、上智グリーOB合唱団常任指揮者・太田務(関西学院グリー出身)の指揮により両団の約100人が参加して「戦時ミサ・Missa tempore belli」(Ettore Desderi作曲)、男声合唱組曲「富士山」(草野心平作詩、多田武彦作曲)を合同演奏しました。

ピタウ大司教も来場されました

特に「富士山」は力強い草野心平氏の詩をもとに、繊細かつ雄大に歌い上げた多田武彦氏の代表作で男声合唱愛好者が「一度は歌ってみたい」という憧れの曲です。ピタウ神父も駆けつけてくださった会場の聴衆からは「男声合唱の醍醐味を久しぶりに味わった」「こんな世界があるとは思わなかった」「震えながら聞かせてもらった」などの感想が寄せられ、合同演奏のため昨夏から学内外の練習会場で6回、33時間余を費やした団員を感激させました。

上智大学グリークラブは1953(昭和28)年に誕生、すでに約570人ものOBを輩出しています。昨年、創部60周年を迎えるのを機に、その歩みを調べたところ、淵源は1929(昭和4)年誕生の学友会合唱団で、そこから発展した「オルフォイス合唱団」を母体としていることが分かり、その後の活躍の様子を「歌いつないで 上智大学グリークラブ60年史」にまとめ、OBに配布しました。

演奏会後のレセプションで

OB合唱団は2009(平成21)年7月に発足、リタイアしたメンバー中心に現在56人が所属し、月2回の定期練習に励んでいます。この日は団員40人とエキストOB10人、合わせて50人(平均年齢60歳)がオンステージしました。「いくつになっても歌いたい」というメンバーがほとんどですが、隆盛期90人を超えたメンバーが10人前後に減ってしまった現役グリークラブを支えたいという思いも強く、昨年8月には現役と一緒に、大分県国東市で開かれた「ペトロ・カスイ岐部フォーラム」記念コンサートにも出演しています。

今回「男声合唱界の雄」を誇る関学グリーOBとの演奏会が実現したきっかけには、外山浩爾氏を引き継ぎ、上智の常任指揮者となった北村協一氏が関西学院グリークラブの出身で、両団員が北村先生の薫陶を受けていたことがありました。終演後のレセプションでは全員で肩を組み、「遥かな友に」を合唱、次の演奏会実現を誓いました。

中島 祥一 1965文新

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