銅祝祝賀会報告
2026年03月18日
2026年2月28日(土)、薄曇りの空が次第にやわらかな日差しへと変わり、時折吹く強い風の中にも春の気配が感じられる日和となったこの日、その光と風に迎えられるように、卒後15周年を迎えた卒業生が四谷キャンパスへと帰ってきました。
会場となった6号館(ソフィアタワー)1階101教室は、同時開催となる卒後50周年の金祝式典に参加される先輩方も続々とお見えになり、満席を呼び掛けるアナウンスが繰り返し流れるほどの盛況となりました。
式典は、校歌斉唱に始まり、杉村美紀学長による式辞の後、祝状ならびに花束の贈呈と続きました。祝状について、杉村学長が「なんと、ラテン語で書かれています」、「頑張って練習してきましたので、ラテン語で読み上げます」とおっしゃった時、会場からは思わず驚嘆の声が漏れていました。
続いて、上智学院のアガスティン サリ理事長、そしてソフィア会の鳥居正男会長からの祝辞をいただき、「鳥人間コンテスト2025」の滑空機部門で上智大学鳥人間サークルSophia Flying Turkeys(SFT)が優勝したことや正木悠馬選手が上智大学初のプロ野球ドラフト指名を受けたことなど、在校生の活躍も紹介されました。母校が今もなお新しい歴史を刻み続けていることに、会場には誇らしさと温かな拍手が広がりました。
銅祝代表のスピーチでは、最初に合格発表当時に立ち返っての思い出が語られ、会場に集まった皆それぞれに、自身が合格発表を受けた当時に思いを馳せている様子で登壇者の声に耳を傾けていました。当時の社会情勢にも触れながら、それぞれが歩んできた16年という歳月が振り返られ、そして、iPS細胞等に象徴される未来の技術革新にも思いを馳せつつ締めくくられました。その言葉は、過去を懐かしむだけでなく、未来へ視線を向ける力強さを感じさせるもので、まさしく上智大学の校章が示す叡智と羽ばたきを象徴するようなメッセージが込められていました。
式典の締めくくりには、上智大学体育会応援団による祝賀パフォーマンスが披露されました。力強い演舞とエールに鼓舞されると共に、フレッシュな現役学生たちを応援する気持ちに包まれ、世代を超えて心がひとつになる瞬間が生まれました。
式典後は2号館5階サブウェイへと場所を移し、銅祝祝賀会が開かれました。我が子を連れた卒業生も多く参加しており、子どもたちの賑わいと、学生時代に戻って旧友たちと談笑を楽しむ声に溢れ、語り尽くせない思い出と近況が行き交う、あたたかな時間が流れました。
散会後、同級生と一緒にメインストリートを懐かしみながら歩いてみましたが、同日に式典・祝賀会を迎えられた2000年卒業の銀祝、1985年卒業のルビー祝、そして1975年卒業の金祝の各世代の皆さんの賑わいがあちこちから漏れ聞こえ、キャンパス中が世代を超えた再会の喜びであふれているようでした。それぞれが社会の中で役割を担いながらも、母校に戻れば自然とあの頃の自分に戻ることができる――その安心感と誇りを確かめる一日となりました。
本式典・祝賀会の開催にあたりご尽力いただいた、ソフィア会事務局を始めとする関係者の皆様、そしてご参加くださった皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。再びこの場所で笑顔が交わされる日を願いながら、銅祝の節目をここに報告いたします。
赤井田 稚葉(2010文国)



