第34回コムソフィア賞
ジャーナリストの大塚敦子さん(1983文英)
11月28日(金)に授賞式と受賞記念講演会を開催します
講演会タイトル:「動物とともに生き直す」
2025年10月08日
受賞者のプロフィール
大塚敦子さんは商社勤務を経て、1986年にジャーナリストに転身。世界各地の紛争を取材・報道後、「人と動物との絆」をメインテーマに執筆活動。多発性骨髄腫の女性の写真絵本『さよならエルマおばあさん』(小学館)で2001年「講談社出版文化賞・絵本賞」と「小学館児童出版文化賞」を同時受賞。その後、『〈刑務所〉で盲導犬を育てる』など多くの書籍を出版。『動物がくれる力~教育、福祉、そして人生』(岩波新書、2023年)は、この30年間の取材活動の集大成。
2009年からは、島根県の刑務所で受刑者が盲導犬候補の子犬を育てるプログラムに立ち上げから参画。このプログラムは、大塚さんが米国の女性刑務所での介助犬育成事業を取材・報告したのがきっかけで、わが国初の導入となった。その後、千葉と沖縄の少年院への保護犬訓練プログラムの導入にも尽力。罪を犯した人が「愛情と命の尊さ」を学び、社会復帰の促進につなげる"刑務所の中からの社会貢献"活動に寄与されています。この他、複数の刑務所や拘置所で「文章教室」「読書会」を開き、言葉を育むための教育にも携わっています。これらの活動は国の所轄官庁である法務省からも高く評価されています。
授賞式と受賞記念講演会を以下のとおり開催しますので、ぜひご参加ください。
日時: |
2025年11月28日(金) |
場所: |
上智大学四谷キャンパス2号館17階1702会議室(参加無料) |
申込: |
下記申込フォーム、またはQRコードからお申込みください。 |
コムソフィア賞選考委員会