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第13回地域ソフィア会全国大会
2025岩手大会開催報告

2025年09月25日

 13回目を迎えた地域ソフィア会全国大会が、9月13日(土)、14日(日)の両日、総勢173名のソフィアンが参加して、盛岡市内のホテルで開催されました。岩手ソフィア会がホスト役となった今回の大会は、初日の午後2時に開幕し、和やかな交流の場となりました。

第1部はソフィア会活動報告

 今回は、一般ソフィアンからの要望に応え、各専門委員会の委員長が壇上に上がってパワーポイントを使いながら、それぞれが担当する専門委員会の活動について説明しました。参加者からは、これまであまりよく分からなかったソフィア会の組織について、理解が深まったとのご意見も頂戴しました。

第2部は各氏から祝辞が

 第1部終了後10分ほどの休憩を挟んで第2部がスタート。最初に岩手ソフィア会会長、平野ユキ子さんから歓迎の挨拶と実行委員会スタッフへの感謝の言葉がありました。続いて鳥居正男ソフィア会会長が登壇し、今回もソフィアンが交流する場が盛大に設けられたことへの感謝の辞が述べられました。来賓祝辞では、上智学院のアガスティン・サリ理事長から、大学に対する日ごろのソフィア会の協力に感謝する挨拶があり、続いて杉村美紀上智大学学長が、「卒業生が活躍している大学」調査で上智大学が総合2位、私立大学で1位になったなど、大学の近況を交えてお話されました。

第3部 記念講演

 講演会のトップバッターは、2002年外国語学部ポルトガル語学科卒業の中島大輔さん。中島さんは現在フリーランスのスポーツライターをされており、ご自身のこれまで取材経験を通して感じたスポーツ界の話をしてくださいました。お2人目は岩手日報運動部記者の齋藤猛さん。岩手といえば、大谷翔平、菊池雄星、佐々木朗希の出身地であり、斎藤さんは彼らを取材してきた裏話などを聞かせてくださいました。続けて両氏による対談があり、なぜ岩手から優れたスポーツ選手が排出されるのか、スポーツと地域性の関連は、グローバルに活躍する人材とはどういった人たちなのかなど、大変興味深いお話が展開され、会場の皆さんも真剣に聞き入っていました。

楽しい演出の懇親会

 講演会の後は、全員での記念写真撮影を挟んで懇親会がスタート。地元のさんさ踊りが披露されたり、岩手のおもてなし料理わんこそばの早食い競争があったりと、会場は素晴らしい演出で盛り上がります。その後、グラスを傾けながらの和やかな懇親がしばし続きました。最後は、2年後の石川大会の告知を兼ねて石川ソフィア会会長の太田敏明さん(1981法法)からご挨拶があり、上原隆一さん(1976年経営)によるエール、全員で肩を組んでの校歌斉唱でお開きとなりました。

翌日のエクスカーション

 2日目は、全国大会恒例のエクスカーションが企画され、1.三陸鉄道・津波伝承館見学、2.平泉中尊寺・毛越寺見学、3.盛岡歴史・文化巡りという3つのコースに分かれて、それぞれ希望者が岩手の観光を楽しみました。こうした有意義な企画を見事に進行された岩手ソフィア会の皆さんに心からの感謝をお伝えしたいと思います。

広報委員会委員長 大塚 智美(1980経経)