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わたしたちがソフィアで幸せを見つけた、ASF2025の一日!

2025年06月06日

今年の5月25日(日)に開催されたASF2025は、直前まで降水の予報が出ていて心配されましたが、まるで奇跡のように雨が上がり、過ごしやすい気候の中でのスタートとなりました。

メインストリート沿いに並ぶテントブースでは、思い思いに趣向が凝らされたディスプレイが目を引き、おいしいソーセージの匂いが漂い、キーホルダー、サコッシュ、TシャツなどのASFのレアなオリジナルグッズ、地域や社会をサポートする商品が販売され、にぎやかな会話があちらこちらから届いてきました。中央ステージでは、在校生や卒業生たちがこの日のために練習を重ねた演奏やダンス、パフォーマンスが繰り広げられ、足を止めた来場者とともに、曇天を吹き飛ばすような熱気が会場を包んでいました。

6号館では、今年から新学長となった杉村美紀氏、メンバーが卒業生である「忠犬立ハチ高」によるトークショーが、10号館講堂では晴佐久昌英神父による講演が、新緑が包むSJガーデンでは子どもたちが夢中になるイベントが開かれ、各教室ではアルムナイやサークルの有志による交流会が織りなされ、四谷キャンパス全体がまるでにぎやかな未来のまちのような様相を呈していました。そして、ソフィア祭実行委員会のみなさんによる、心のこもった手描き看板や一枚一枚パターンの異なるフラッグがこのまちをビーティフィックに彩っていました。

リアル開催のプログラムがますます充実した一方で、会場にお越しになれないソフィアンのためのオンラインのプログラムも、前日の「前夜祭プログラム」からはじまり、「ぶらり上智」や「ソフィアンズ・アラウンド・ザ・ワールド」「隣のソフィアン」と人気の定番企画が力強く世界に発信されていました。

私は6号館の上下とメインストリートを行ったり来たりしながら、各会場を回り、ASFメンバーのみなさんや参加者のみなさんとのお話とコミュニケーションを弾ませていただきました。新企画となる「ソフィア・ブックマーケット」では300冊を超える古本がさまざまな世代のソフィアンから持ち寄られ、新しい読み手との出会いが生まれて大盛況でした。また、「わたしたちはソフィアで幸せを見つける〜サステナブル、リジェネラティブとウェルビーイング」というタイトルのもと、特別講演を行わせていただき、上智学院ダイバーシティ・サステナビリティ推進室の学生職員のみなさんによるすばらしいプロジェクトの発表と対話から、未来への優しい熱意を感じる時間を過ごさせていただきました。

上智はいつも、いつまでも上智。だからこそ、「変わらないために、変わり続ける」という動的平衡の思考が、オールソフィアンズフェスティバル2025のそれぞれの企画にもさわやかに通底していました。

グランドフィナーレの際、ステージの登壇者とステージ前に集まってくださったアルムナイをはじめとした大勢のみなさんと校歌を合唱し、気持ちがひとつになったあの瞬間はなんとも多幸感に包まれた経験となりました。

このすばらしい時間と空間をつくってくださったのは、200名を超える在校生のソフィア祭実行委員会のみなさん、ASF2025社会人実行委員メンバーのみなさん、そして上智大学に関わってくださったすべてのみなさんです。最大の敬意とともに心からの感謝を申し上げます。ASFは来場されることも楽しいですし、実行委員メンバーとして半年以上前から関わり、参画されることも心が豊かになり、ウェルビーイング度が高まっておすすめです。

上智大学が私の母校でよかったな、生き方を育てていただいて、ほんとうによかったなとしみじみ感じ入った一日となりました。

来年のオールソフィアンズフェスティバル2026もぜひ、楽しみにしていただけたら幸いです。実行委員一同、心よりお待ちしています!

ASF2025実行委員長
指出一正